密室セラピーⅠ 沈黙が、欲を濡らす—
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
声が触れる直前に、カラダが反応する。 囁き、吐息、湿った音──触れられてもいないのに、敏感な場所が疼いていく。 落ち着いた声色のセラピストが、優しさに見せかけて、境界線の内側へじわりと踏み込んでくる。 言葉ひとつで濡れる。視線ひとつで、理性が揺らぐ。 甘く支配的な“声の愛撫”と、ぎりぎりの焦らし。 「挿れられてないのに、果てそう」──そんな感覚に落ちていく、音と声のフェティッシュ・ラブ。 一線を越えそうで越えない、余韻の濃い官能を、ぜひその耳と想像で感じてください。
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作者について
serin
声と吐息、音と余韻に溺れる小説を書いています。 「濃厚なのに品がある」甘く満たされる世界。 現実では味わえない、けれどどこかリアルに感じるような、“甘く、濡れて、満たされる”感覚を文字で届けられた...
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