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アイノマタ探偵事務所の事件簿 〜笑来座密室事件〜③

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2025/12/1 📚 シリーズ: アイノマタ探偵事務所の事件簿 📝 897文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

お笑い劇場に仕掛けられた"声"のトリック。密室から消えたUSBの謎を、探偵とダジャレAIが追う ひとりが苦手な探偵・猪俣アイは、ダジャレ好きなAI「アイノマタ2号」を相棒に探偵業を営んでいる。ある日、小劇場「笑来座」から依頼が舞い込む。人気漫才コンビの決勝ネタが入ったUSBが、声紋認証のスマートロックで守られた楽屋から消えた。防犯カメラには誰も映っていない完全な密室。アイとアイノマタが音声ログを解析すると、廊下のスピーカーから合言葉が流れた痕跡を発見する。スマート機器の盲点を突いたトリックの先に待っていたのは、意外な真相だった──。

本文

第3話:AIが見抜いた音の嘘

事務所に戻り、送られてきた映像データと音声ログを、アイノマタに読み込ませた。

私はコーヒーを淹れ直して、分析結果を待つ。

十分後、アイノマタが報告を始めた。

『廊下の防犯カメラ、昨日13時04分に照度の微妙な変化を検出。天井スピーカーのメッシュ部分、微細な振動パターンを確認。音響システムのログを照合した結果、13時04分02秒に、廊下の天井スピーカーから短いジングルが再生されています。ジングルの音声波形を解析すると、背景に人の声が重畳しています。波形の包絡線から推定すると、女性の声。残響特性は廊下サイズの空間に一致。抽出された単語は、「笑って」「ゴー」』

私は手を止めた。

「つまり、昨日の昼過ぎ、廊下のスピーカーから合言葉が流れたってこと?」

『はい。しかし、問題があります。スマートロックの音声認証は、楽屋のドアに直接話しかける仕様。廊下のスピーカーから流れた音声は、通常は認証の対象になりません』

「じゃあ、どうやって開いたの?」

『楽屋内のスマートスピーカーのログを確認しました。13時03分58秒、ミュート状態が解除されています。続いて13時04分04秒、扉の開錠コマンドが送信されています。推測ですが、楽屋のスマートスピーカーが廊下の音声を拾い、それを「自分への命令」と誤認し、扉の開錠をリレーした可能性があります』

「それって、笑い話じゃない」

私は頭を抱えた。

楽屋のスマートスピーカーは、音声家電のハブとして、扉のスマートロックとも連携している。

誰かが廊下の天井スピーカーから合言葉を流し、楽屋のスマートスピーカーがそれを「自分への命令」と誤認して、扉を開けた。

そんなバカな――いや、バカげた仕様は、現実にはあり得るのだ。

便利さを追求するあまり、セキュリティの穴が生まれる。

人間の方が、便利さに弱いのだから。

「問題は、誰が流したかだね」

私は立ち上がった。廊下の天井スピーカーに音を流せるのは、音響システムにアクセスできる人間だけ。

つまり、PA卓を操作できる人物。

リストは三人。

PA担当の島岡、舞台監督の朝海、そしてマネージャーの木田。

三人とも、合言葉を知っている。

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作者について

あいの

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あいぺん毎日更新中! AIと読書が趣味なのでAI小説を作り始めました。自分の想像した世界を、AIの力を借りながら文字に起こす毎日を楽しんでいます。

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