#10 紅い瞳が開くまで
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
まもなく、ハヤカワは釈放された。急ぎ家路につくと、そこにはワイシャツを抱きしめたままのタカコが眠っていた。 白い充電ポッドに彼女を納める。満充電までおよそ二時間だった。 同時刻、ヤハベは旧東京にいた。彼の目的を果たすまでおよそ二時間。 二時間。その二時間で世界は変わろうとしていた。
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