彩香ちゃんのお誕生会の表紙画像

彩香ちゃんのお誕生会

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2025/12/18 📚 シリーズ: 恵美ちゃんはBLOGアイドル 📝 2,957文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

彩香ちゃんのお誕生会が終わった後。有紀と江実矢君は彩香ちゃんに原宿見物に誘われる。

本文

 中学二年生の春、期末試験がようやく終わったある土曜日の午後、私は彩香ちゃんからのお誘いで、彼女の家に向かった。彩香ちゃんの誕生日パーティーだ。彩香ちゃんは小学校のときからずっと仲良しで、私たち三人組…私(有紀)と彩香ちゃん、それに江実矢君…はいつも一緒にいる。今日はその誕生日会に、小学校時代からの女の子友達数人も招待されていた。彩香ちゃんの家は、いつ来ても広くてきれいだ。玄関を上がると、彩香ちゃんのママが笑顔で迎えてくれた。「有紀ちゃん、みんなもう来てるわよ。彩香の部屋で待ってるから、上がってね」。私は靴を脱いで二階へ上がり、彩香ちゃんの部屋のドアを開けた。部屋の中には、すでに五人の女の子たちが集まっていた。そして、その中にぽつんと座っているのが江実矢君だ。江実矢君は、私たち三人組の大切なメンバーだけど、男の子なのにいつも女の子たちに囲まれている。おじいちゃんがロシア人で、目が鮮やかな青色で、肌は雪のように白い。体は小柄で、髪は少し茶色がかって柔らかく、顔立ちも整っていて、ぱっと見ると本当に女の子みたいだ。それに、着ている服はいつもお姉ちゃんのお下がりで、今日はピンクのフード付きパーカーに赤いチェックのスカートみたいなショートパンツ。こんな格好だから、小学校のときは男の子たちからひどくからかわれたり、いじめられたりしていたらしい。そんな江実矢君を、いつも守ってあげていたのが彩香ちゃんだった。彩香ちゃんはクラスで一番人気者で、強くて明るくて、誰にも負けない。江実矢君は彩香ちゃんに助けられてばかりだから、完全に頭が上がらないんだ。だから友達もほとんど女の子ばかりで、しゃべり方まで柔らかくて、仕草も女の子っぽい。時々、知らない人が「かわいい女の子ね」って間違えるくらいだ。「有紀ちゃん、遅いよー! 早く来てゲームしよう!」彩香ちゃんが元気に手を振った。私が入ると、みんなで輪になって座り、すぐにカードゲームやボードゲームが始まった。笑い声が部屋に響いて、すごく楽しかった。江実矢君も最初は少し緊張した顔をしていたけど、みんなに混ざって少しずつ笑顔になっていった。お昼ごろになると、彩香ちゃんのママが「ご飯の時間よー」と声をかけ、テーブルに豪華なローストビーフが運ばれてきた。彩香ちゃんの大好物で、ママはクリスマスと誕生日しか作らない特別メニューだ。大きなお皿に、山盛りのローストビーフと付け合わせの野菜が並んでいて、みんなの目が輝いた。最初に彩香ちゃんが大きなお皿から、どんと半分近くを取って自分の皿に載せた。「わーい、私の大好物!」って満面の笑み。次に他の女の子たちが順番に、少しずつ丁寧に取り分けていく。私も小さく切って取った。最後の江実矢君の番になると、お皿に残っていたのはローストビーフの肉はほとんどなくて、付け合わせのパセリと少しの野菜だけだった。彩香ちゃんが、口にローストビーフをほおばりながら、にこにこして言った。「江実矢君はパセリが大好きなのよー。ね、そうでしょ?」みんながくすくす笑う中、江実矢君は少し顔を赤らめて、黙ってパセリをフォークで突ついていた。もちろん、パセリが大好きな男の子なんていないのに。彩香ちゃんはいつもこうやって、江実矢君をからかうんだ。でも、江実矢君は文句を言わず、ただ小さく頷くだけ。彩香ちゃんには逆らえないんだろうな。お昼の後は、彩香ちゃんのママが作った大きな誕生日ケーキが出てきた。いちごがたっぷりのったスポンジケーキで、みんなで「ハッピーバースデー」を歌って、ろうそくを吹き消した。ケーキを食べながら、彩香ちゃんが得意のピアノを弾き始めた。部屋に置かれたアップライトピアノで、ポップな曲を軽やかに弾く姿は本当に上手で、みんな拍手喝采だった。その後、順番にみんなで歌を歌ったり、好きな曲をリクエストしたりして、時間があっという間に過ぎた。夕方近くになると、彩香ちゃんのママが部屋に入ってきて、お茶道具を片付け始めた。「もう時間も遅いし、みんなおうちに帰りなさいね」って優しく言った。女の子たちは「ありがとうございました」と挨拶して、次々に帰っていった。でも、彩香ちゃんが突然ママに言った。「ねえちょっと、江実矢君はまだ帰らなくてもいいわよね? もう少し遊ぶんだから」ママは少し困った顔をしたけど、「じゃあ、ほどほどにね」って出て行った。江実矢君は「え、でも僕……」って戸惑っていたけど、彩香ちゃんに睨まれて、すぐに黙ってしまった。中学生にもなると、男の子と女の子が二人きりで残るって、なんだかドキドキする。何が起きるかわからない。彩香ちゃんは強引で、江実矢君のこと大好きだから、「私のこと好きなの? 嫌いなの?」って迫って、キスなんてしちゃうかもしれない……。そんな想像が頭をよぎって、私はなんだか心配になった。江実矢君を一人にしておけないと思って、「私も残るよ」って言って、部屋に残った。三人だけになると、彩香ちゃんは勉強机の引き出しを開けて、中からノートパソコンを取り出した。スイッチを入れて、キーボードをカタカタ叩く。画面に映ったのは、江実矢君の写真がいっぱいのページだった。「江実矢君のブログ、作っちゃったのよ!」彩香ちゃんが得意げに言った。私が画面を覗き込むと、トップに大きな写真が載っていた。去年の運動会で、江実矢君が無理やり女の子のテニスウェアを着せられて仮装させられたときのものだ。スコート姿で恥ずかしそうに立っている写真が、自己紹介としてどーんと掲載されている。もちろん、彩香ちゃんが江実矢君をからかうために勝手に作ったブログだ。江実矢君は顔を真っ赤にして、「え、彩香ちゃん、そんな……」って小さな声で抗議したけど、彩香ちゃんは「かわいいじゃん! みんなに見せたいんだもん」って笑うだけ。それから、彩香ちゃんはママが近くにいないのを確かめて、小声で言った。「ねえ、恵美ちゃん。今度、一緒に原宿に遊びに行きましょうよ」恵美ちゃん…それは小学校のときからの江実矢君のあだ名だ。誰かが悪戯で江実矢君のランドセルに大きく「恵美」って書いて、消しても消えなくて、それ以来定着しちゃったんだ。彩香ちゃんはみんなの前では「江実矢君」って呼ぶけど、二人きりになると「恵美ちゃん」って呼ぶ。江実矢君はまた顔を赤くして、「う、うん……」って頷くだけ。私はびっくりした。原宿デートに誘ってる! 二人きりで行かせるわけにはいかないと思って、黙って見ていたら、彩香ちゃんが私を見てにっこり。「有紀ちゃんも来てよね。一緒に三人で!」私はほっとして、「うん、行く!」って即答した。彩香ちゃんはさらに小声で続けた。「ねえ、恵美ちゃん。誰にも言っちゃダメよ。それに有紀ちゃんもね」「去年、私がパパとママに『原宿に行きたい』って言ったら、二人とも絶対ダメだって。毎日『今日はどこ行くの?』って聞かれて大変だったんだから。だから、内緒でね!」江実矢君は少し困った顔をしたけど、彩香ちゃんの目をまっすぐ見て、小さく頷いた。私も「約束だよ」って言った。三人で原宿に行くなんて、なんだかドキドキするけど、きっと楽しいはず。彩香ちゃんの誕生日会は、こんな秘密の約束で終わった。

ジャンル・タグ

,

作品統計

👁️ 閲覧数: 8 👍 いいね: 0 📚 本棚登録: 0

作者について

七度柚希

七度柚希

官能小説自動生成ソフト「七度文庫」作者。七度文庫はあらかじめ用意されたシナリオのパーツを組み合わせて官能小説を自動生成します。「女子大生編」「人妻編」「アイドル編」「女体化編」「チャット小説編」「女流...

👥 フォロワー: 19人

作者ページを見る