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115の天秤 エピローグ

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/1/20 📚 シリーズ: 115の天秤 📝 969文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

2024年、警視庁創設150周年。工事現場から発見された懐中時計が、鑑識官・小菅令也を明治7年へと導く。初代大警視・川路利良と共に挑むのは、百五十年続く巨大陰謀。証拠なき時代、正義の天秤は誰が正すのか。時を超えた本格ミステリー。

本文

【エピローグ】

一年が経った。

小菅は、昇進して警部補になっていた。

115の盟約の摘発は、まだ続いている。

多くの政財界の大物が逮捕され、日本は大きく変わろうとしていた。

ある日、小菅のもとに一通の手紙が届いた。

差出人の名前はない。

だが、封筒には見覚えのある印——歪んだ天秤ではなく、正しく釣り合った天秤だった。

手紙を開くと、そこにはこう書かれていた。

『小菅令也殿

よくぞ、真実を暴いてくれました。

私は、時を守る者の末裔です。先日は、突然の別れになり申し訳ありませんでした。

あなたが記者会見で発表した後、私は先祖の資料を整理しました。そして、一つの事実を発見しました。

実は、懐中時計には、もう一つの機能があります。

それは——未来へのメッセージを残す機能です。

同封した小さな鍵で、時計の底を開けてください。そこに、何かが隠されているはずです。

それが何なのか、私にもわかりません。ですが、きっと大切なものです。

あなたの、更なる戦いに幸運を。

正義の天秤が、永遠に正しくあらんことを。』

小菅は、封筒から小さな鍵を取り出した。

そして、懐中時計の底を開けた。

中には、小さな紙が折り畳まれていた。

紙を開くと——。

それは、川路利良の直筆の手紙だった。

『時を超えた友へ

これを読んでいるということは、お前は使命を果たしたのだろう。

よくやった。

私は、お前を信じていた。

だから、最後に一つだけ伝えたい。

正義とは、完璧なものではない。

正義とは、追い求め続けるものだ。

決して諦めず、決して屈せず、常に真実を求め続ける——それが、本当の正義だ。

お前は、その正義を体現した。

だから、胸を張れ。

そして、この意志を、次の世代へと繋いでくれ。

百五十年の時を超えて、私はお前に出会えた。

これほど幸運なことはない。

さらばだ、我が友。

お前の未来に、光あれ。

明治十一年三月二十五日

川路利良』

小菅の目から、涙がこぼれた。

川路は、すべてを知っていたのだ。未来で何が起こるかを。

そして、自分がそれを成し遂げることを。

「ありがとうございます、川路さん」

小菅は、手紙を胸に抱いた。

窓の外では、新しい朝日が昇っている。

正義の天秤は、今日も揺れている。

だが、それを正そうとする者がいる限り——。

希望は、決して消えない。

(完)

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作者について

あいの

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あいぺん毎日更新中! AIと読書が趣味なのでAI小説を作り始めました。自分の想像した世界を、AIの力を借りながら文字に起こす毎日を楽しんでいます。

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