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第20話 第三王女の突拍子もない依頼 -3

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/3/16 📚 シリーズ: 八人の最狂ポンコツヒロイン、最強の絆で世界を護るらしい ~結果的にS級冒険者、でもポンコツしかおらん!~ 📝 2,228文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

八人の最狂ポンコツヒロイン、最強の絆で世界を護るらしい ~結果的にS級冒険者、でもポンコツしかおらん!~ - 第20話 第三王女の突拍子もない依頼 -3

本文

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6. 無自覚な発見と姫の隠し場所

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アキナが高所恐怖症で塔の螺旋階段を上れないまま、立ち往生してしまった。フィーネが「どうするんですか!このままじゃ進めない!」と焦っていると、アキナが震える声で叫んだ。

「だ、だめだ……!もう限界だ!こんなに高いところ、無理だ!」

「アキナ!落ち着きなさい!」

「無理……無理だぁぁぁ!」

アキナは恐怖のあまり、その場で剣を振り回し始める。その剣が、偶然にも壁に隠されたレバーに当たった。ガチャン!と大きな音が響き、壁の一部がずるりと横にスライドする。

「えっ!?」

「な、なんだ!?」

「これは……隠された扉!?」

フィーネが驚きの声を上げ、イリスが眼鏡をくいっと上げながら、知的な興奮を隠せない様子で呟いた。

「ふむ。ルナの言っていた『隠された扉』はこれのことだったのね」

「アキナの暴走が、偶然にも扉を開けた……予測不能な事象ね」

開かれた扉の奥には、小さな秘密の部屋があった。その部屋の真ん中に、ルチアナ姫が悠然と座り、本を読んでいた。まるで、隠れた場所にいることを楽しんでいるかのように。

「あら、あなたたち。どうしてこんなところに?」

「姫様!?こんな場所にいらっしゃったんですか!?」

「はい。わたくし、静かに読書を楽しんでおりましたの」

「静かに……?」

フィーネは呆然とした。アキナは、恐怖のあまりまだ震えながら、姫の姿を見て目を丸くしている。

「姫様、ここで何してるんですか!?俺、心配したんだぞ!」

「あら、ごめんなさい。

 わたくし、時々こうして、誰にも邪魔されない場所で過ごしたくなるのですわ」

「邪魔されない場所……」

リリアが眉をひそめて呟いた。

「まさか、これが……姫様の『ポンコツ』な一面、ですか……」

イリスが冷静に分析する。フィーネは、呆れと安堵がない交ぜになった表情で、その場にへたり込んだ。姫の「変わり者」な本質が、思いがけない形で明るみになった瞬間だった。

「さて、皆さま。わたくしが本当に護衛をお願いしたかったのは、実はこの王宮にいる、わたくしの『お友達』を探していただきたかったのですわ」

「お、お友達……?」

「はい。わたくし、なかなかお友達ができなくて……」

ルチアナ姫は、少し寂しそうに微笑んだ。フィーネは、その言葉に絶句する。護衛依頼が、まさかの「お友達探し」だったとは。

「お友達探し!?そんなことのために、こんな大騒ぎを……!」

「フィーネさん、顔が青いですよ」

「こんなの、依頼じゃないですよ!私の利益がーっ!」

フィーネの悲鳴が、秘密の部屋に響き渡る。アリスは、そんなフィーネの様子を見て、リュートをかき鳴らし始めた。

「へへん、姫様のお友達探し!こりゃあ、最高の歌になるぜ!」

「アリスさん!歌わないでください!余計な混乱を招かないでください!」

アリスはフィーネの制止にも構わず、楽しそうに歌い出す。その歌声は、姫の「お友達」探しという、突拍子もない依頼を、まるで壮大な冒険のように美化していく。

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8. 王宮での「お友達」探しとルナの「フリーズ」

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ルチアナ姫の「お友達探し」という突拍子もない依頼に、ヒロインたちは王宮内を奔走することになった。フィーネは、この依頼で「大赤字」になることを確信し、すでに胃がキリキリと痛み始めていた。

「姫様、お友達というのは、どのような方で……?特徴などございますか?」

「そうですね……わたくしと同じくらい、静かに本を読むのが好きな方かしら」

「静かに……?」

フィーネは首をかしげた。このパーティに「静かに本を読む」ような人間は、イリス以外に思い当たらない。

「ふむ。姫の脳波から、特定の人物像が浮かび上がってくるわね。図書館にいる可能性が高いわ」

「図書館……ですか」

「ルナ、図書館の魔力反応を解析して。もしかしたら、その人物の記憶の痕跡が残っているかもしれないわ」

「はい……頑張ります……」

イリスの指示で、ルナは図書館へと向かう。しかし、王宮の図書館は膨大な量の書物と、それに付随する無数の思念に満ちていた。

「ひっ……たくさんの……本……記憶……情報過多……!だ、だめです……フリーズ……しそう……!」

「ルナさん!?」

ルナは、大量の情報に脳が処理しきれなくなり、全身を震わせながらその場にうずくまってしまう。

「ったく、こんな時にフリーズするなんて!ルナ、しっかりしなさい!」

「あんたが固まったら、この作戦がめちゃくちゃになるわよ!」

リリアがツンデレながらもルナを叱咤激励する。しかし、ルナは完全にフリーズしてしまい、動かなくなってしまった。

「ルナちゃんがフリーズしちゃった!どうするんですか、イリス様!」

「困ったわね。これでは情報収集ができないわ」

フィーネは頭を抱え、イリスも困惑した表情を浮かべる。アキナは、ルナの様子を見て心配そうに駆け寄った。

「ルナ!大丈夫か!?俺が守ってやるからな!」

「アキナちゃん、今はそういう問題じゃ……」

アリスは、そんな状況でも楽しそうに歌い出す。

「〜♪フリーズした聖女は〜、情報過多で動けない〜、それでも仲間は諦めない〜、友情の歌が響き渡る〜♪」

「アリスさん!歌わないでください!」

フィーネの悲鳴が、静かな図書館に響き渡った。

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ざつ

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