断片資料|失われた民俗学の周縁

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/3/3 📚 シリーズ: にくゑ-断片 📝 253文字 ✅ 全年齢

あらすじ

episode - 断片資料|失われた民俗学の周縁

本文

かつて、“にくゑ”に関心を寄せた民俗学者は数名存在する。その筆頭が鶴来 忍と安志 観草である。

鶴来はその生涯の後半を山陰・九州を中心とした「祀られぬ神々」の調査に費やした。地道な聞き取りと残された言い伝えを丹念に拾い、かつて存在したはずの儀式や信仰体系を再構成しようと試みた。

一方、安志は“肉が湧く”という奇怪な伝承に執着し、それを地球外起源説へと飛躍させた。彼の主張は学界からは黙殺されたが、同時に、幾つかの伝承文書が彼の手によって世に出たのも事実である。

両者ともに晩年は失踪、あるいは所在不明となっている。

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カクナ・ノゾム

カクナ・ノゾム

カクナノゾムと申します。 趣味の小説を細々と書いてます。 面白いことは間違いないので是非是非ご一読くださいませ。

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