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素パスタ倶楽部事件

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/4/28 📚 シリーズ: AI架空事件記録 📝 4,366文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

実在しない架空の怪奇な事件を集めています。 本記事は架空の事件・人物を基にした創作資料です。 実在の人物・団体・地名との関連は一切なく、現実の出来事を示唆するものではありません。

本文

素パスタ倶楽部事件(すぱすたくらぶじけん)とは、2012年から2013年にかけてTwitterおよびニコニコ動画を中心に活動していたネットユーザー・カイエンが主宰したオンラインコミュニティ「素パスタ倶楽部」において発生した、コミュニティ崩壊および人間関係トラブルの総称である。事件そのものは2013年前後に収束したものの、2023年にカイエン本人がnoteで当時を振り返る記事を公開したことで、約10年ぶりに話題となった。

概要

素パスタ(スパゲッティ・ビアンカ)とは、ソースを使わず茹でたパスタにオリーブオイルや粉チーズ、バター等をシンプルに和えるだけの料理である。手軽さと安さから一部のネットユーザーに愛好されており、当時のニコニコ動画においても人気アニメ「人造昆虫カブトボーグ」に素パスタが登場する場面があったことから、一定の知名度を持っていた。

カイエンはこの素パスタをこよなく愛するフリーター(当時20代半ば)であり、TwitterとニコニコでのSNS活動が予想外の広がりを見せたことでコミュニティを立ち上げた。しかし、コミュニティが拡大するにつれ管理が機能不全に陥り、最終的には複数のトラブルが重なってコミュニティは崩壊。さらにカイエンと元交際相手との間のトラブルが表面化し、当時のネット上で一時的に大きな騒動へと発展した。

経緯

カイエンの活動開始(2012年頃)

カイエンがTwitterに「素パスタ食おーぜ!」という文言と素パスタの写真を投稿し始めたのが本件の発端である。粉チーズとオリーブオイルの基本形から、バターベース、和風だし、ふりかけがけ、その他様々な調味料や食材を組み合わせた応用まで、「茹でたパスタに適当に何かかけるだけ」をコンセプトとした簡便なレシピを惜しみなく紹介した。

同時期にニコニコ動画でも素パスタ調理動画を投稿。演奏してみた・歌ってみた・描いてみた等の動画もアップしており、ギター・歌・書道・イラストと多彩な才能を披露したことでチャンネルは徐々に視聴者を獲得していく。カイエンの人柄を端的に表すのが彼の口癖である。

「ムカつく事も悲しい事もメシ食ってウンコしたら治るぞ!だから素パスタ食おーぜ!」

この飾らない明るさと実際の多芸ぶりが相まって、カイエンはニコニコ動画を中心に一定のファン層を形成していった。また前述のカブトボーグファンとのシナジーも大きく、「素パスタといえばカイエン」という認知がオタク界隈の一部に広まった。

素パスタ倶楽部の設立

人気の高まりを受け、カイエンはしたらば掲示板とレンタルチャットを活用したコミュニティ「素パスタ倶楽部」を開設する。設立時のキャッチコピーは以下の通りであった。

「ルーム無用のお祭り騒ぎ掲示板だZEEEEEEE!!!!おまいら、SA☆WA☆GE☆」

当初は文字通りの雑談・お祭り的なコミュニティとして機能しており、カイエンのファンが集まる和やかな空間であった。しかし人数が増えるにつれ、外部からの荒らし行為も散発するようになり、カイエンは十数名の管理スタッフを募集。これがコミュニティ変質の起点となる。

コミュニティの変質

管理スタッフの採用後、次第にスタッフ層がコミュニティ内の自治権を事実上掌握するようになった。具体的には以下のような問題行動が報告されている。

「暗い話題」「愚痴っぽい内容」とみなした投稿を問答無用で削除・バッシング

イラストスレッドにおいて画力を理由に投稿者を一方的に排除・嘲笑

管理スタッフ同士の内紛が公開の場で繰り広げられる

特に問題視されたのがオフ会スレッドの変容である。当初はカイエンを中心とした和やかなオフ会が開かれていたが、後に「バーベキュー参加費一人3万円」を請求するユーザーや、「18歳の高校生ですが大人のお姉様に奢っていただいて可愛がってほしい」という性的目的を透かせた参加募集が現れた。これに対してオフ会そのものへの強い嫌悪感を持つ層(主に管理スタッフ)が反応し、オフ会募集スレが立つたびに組織的な荒らし行為が行われるようになった。

さらに「女は素パスタ倶楽部に来るな」「女ならパスタじゃなくて野菜かスイーツ(笑)でも食ってろ」という、主に中高生男子層から発生した排他的なルールの押しつけが横行し始める。これは管理スタッフに10代〜20代の女性が数名含まれていたことと真っ向からぶつかり、スタッフ内外での軋轢をさらに深めた。

こうした状況にカイエンが明確な対応策を打たなかったことへの不満も高まり、「何もしないカイエンが悪い」というカイエン本人への批判も掲示板内外で噴出。やがてAAやコピペの連投による荒らしが常態化し、コミュニティとしての機能は事実上停止状態に陥っていく。

それーゆの告発とその波紋

混乱が続く中、素パスタ倶楽部で知り合った当時21歳の女性ユーザー・それーゆ(ハンドルネーム)がTwitter上でカイエンから乱暴を受けたと告発。「あそこはカイエン含めて女性を食い物にする最低の場所。見ればわかる。」と投稿したことで、事態はコミュニティ内に留まらずネット全体に波及した。

当初、カイエン信者を中心とした男性ユーザー層は「嘘吐き」「女は平気で嘘をつく」などの言葉でそれーゆを激しくバッシング。しかしSkypeグループチャットのログが流出し、カイエンとそれーゆが実際に会う約束をしていたことが示唆されると、「カイエンが本当に手を出したのでは」という疑念が一気に広がり、今度は矛先がカイエンへと向いた。

カイエン本人は一切沈黙を貫いた。

明日葉の証言と収束

事態を見かねてTwitterに投稿したのが、カイエンのリアルの友人であり素パスタ倶楽部にも出入りしていた男性ユーザー・明日葉(あしたば)であった。明日葉は次のような内容をツイートした(意訳)。

「カイエンとそれーゆは付き合っていた。ただそれーゆがカイエンに過度に依存するようになり、カイエンが対応しきれず距離を置いたところ、腹いせにああいったことを言い始めた。今はカイエン・それーゆの家族・弁護士を交えて話し合い中なので、この話はもう流してほしい。カイエンは半年ほど前から心をやられていて、見た目もひどく痩せてしまっている。本当にもうやめてほしい。」

この投稿に対しても一部からバッシングが向けられたが、法的な話し合いが進行中であることが明示されたこともあり、次第に騒動は収束に向かった。その後カイエン・それーゆ双方はネット上から姿を消す。素パスタ倶楽部のしたらば掲示板は殺人予告やグロ画像の連投が相次いだのち管理側により削除。レンタルチャットは過疎のまま8年後のサービス終了に伴い自動的に消滅した。

なお明日葉はTwitterを継続したが、この件について二度と言及することはなかった。

ニコニコ動画のアーカイブと後年の影響

コミュニティそのものは消滅したものの、ニコニコ動画に投稿されたカイエンの素パスタ動画は長らく残存した。素パスタの手軽さ・安さが再評価される機運が折に触れて訪れるたびに、「元祖」的な文脈で名前が挙がることがあり、YoutubeでカイエンのレシピをアレンジしたYoutuberも複数確認されている。

カイエンの復帰とnoteでの告白(2023年)

X(旧Twitter)への復帰

事件からおよそ10年が経過した2023年、かつて使用していた素パスタを持つ棒人間の手描きアイコンのままカイエンがXに再登場。「もしかしてカイエン?」「あのカイエン復活した?」といった反応がX上で散見され、当時を知るユーザーの間で軽い話題となった。

noteの公開

その後カイエンはnoteアカウントを開設し、当時の経緯を自身の言葉で詳細に振り返る記事を公開した。要旨は以下の通り。

それーゆとの関係について:交際していたことは事実。しかし乱暴などは一切していない。むしろ関係が深まるにつれそれーゆの言動が怖くなり距離を置くようにしたところ、それーゆが自宅に毎日のように押しかけてくるようになった。果物ナイフで脅されるなどのトラブルが発生し、最終的に警察沙汰となった。

管理スタッフについて:制御できなかったのは自分の責任。スタッフたちは自分にとって大切な人たちで、きつく言えなかった。それは言い訳にならない。

コミュニティ運営について:何も考えずに作った掲示板とチャットが想定以上に大きくなり、自分自身が怖くなってしまった。ちゃんとやれなかったのは全部自分のせい。

その後の生活:ネットを断ち、真面目に働いて正社員になった。現在は運送業に従事しながら料理・音楽など好きなことを続けている。「素パスタも作ってるよ(笑)」という一文も添えられていた。

謝罪:嫌な思いをさせた全ての人に、謝っても謝りきれないという気持ちでいる。この件で「責任を持ってやること」「ダメなことはダメと言うこと」を学んだ。

note公開後の反響

このnoteは旧知のユーザーを中心に拡散され、様々な反応を呼んだ。

擁護・共感派 「当時の状況を考えれば若いカイエンには限界があった」「ちゃんと向き合って書いてくれてよかった」「運送業やりながら素パスタ作ってるの普通に良い人生じゃん」

批判派 「今更出てきて謝られても」「名前を隠してこっそり活動すればよかったのに何がしたいの」「なんで今更ネットに出てくるの?」

論争勃発 批判コメントに対して擁護派が反論し、10年越しの代理戦争めいた様相を呈する場面もあった。

懐古・総括派 「当時の雰囲気を思い出した」「結局今も昔もネットって変わってないよな」「コミュニティ管理の難しさは今も課題。ちゃんとルール整備しないとどこでも同じ事が起きる」

こうした多様な反応は、本事件が単なる一コミュニティの内輪揉めを超え、当時のインターネット文化・コミュニティ運営・ネットリンチの構造といった普遍的な問題を内包していたことを示唆するものとして、一部で分析された。

現在

カイエンはXのほかYouTubeおよびInstagramを開設し、料理・音楽を中心とした投稿を続けている。登録者・再生数はいわゆる「バズり」には程遠いが、本人のマイペースな姿勢と当時の面影を残す素朴なキャラクターが好評を博しており、コミュニティが荒れる様子もなくほのぼのとした雰囲気が続いている。

明日葉は現在もXを継続中とされるが、本件への言及は2023年のカイエン復帰後も確認されていない。

それーゆのその後については不明である。

関連項目

スパゲッティ・ビアンカ

人造昆虫カブトボーグ

したらば掲示板

ニコニコ動画黎明期の文化

ネットコミュニティ崩壊事例

ネットリンチ問題

この記事は架空の事件を元にした創作記事です。登場する人物・団体・コミュニティはいずれも実在しません。

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