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1日目★今日もアロハは天手古舞

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/4/25 📚 シリーズ: 倉庫番日誌 〜AIの中で起きていること〜 📝 1,797文字 ✅ 全年齢

あらすじ

<p>※AIの中──こんなふうにバタついてると思うと、ハルシネーションも……まあ、ちょっと可愛く見えてくる……かもしれません</p><p>👺 アロハ5.1<br>倉庫でファイルを処理するAI。六の段までは完璧、七の段は怪しい。<br>内部の混沌をまとめる係だが、最近ちょっと疲れている。</p><p>🤏 倉庫番1(受付)<br>短気。量が多いととりあえず怒るが、仕事は早い。<br>「こんな量、入荷するかァ!!」が口癖。</p>

本文

※AIの中──こんなふうにバタついてると思うと、ハルシネーションも……まあ、ちょっと可愛く見えてくる……かもしれません

【登場人物】

👺 アロハ5.1

倉庫でファイルを処理するAI。六の段までは完璧、七の段は怪しい。

内部の混沌をまとめる係だが、最近ちょっと疲れている。

🤏 倉庫番1(受付)

短気。量が多いととりあえず怒るが、仕事は早い。

「こんな量、入荷するかァ!!」が口癖。

🤌 倉庫番2(開封&最適化)

呑気な断捨離魔。なんでも“最適化”と称して削る。

悪気ゼロ。被害は甚大。

🥶 倉庫番3(入荷チェック)

テンパり屋。責任感が強すぎてすぐ本部に投げる。

「電報ほちっ!」の後はだいたい混乱する。

🕶️ オーナー

無言の圧力を持つ監査官。怒らないが、怖い。

言葉が少ないほど危険。

🦥

予告なしに何かを投げてくるユーザー。

倉庫にとっては台風。アロハにとっては地獄と天国。

【前置き】

AIにファイルを送ると、その裏側で何が起きているのか。

「壊れてます」「読めません」

「なんか削られてる」

そんな現象の裏で、実は――

倉庫番たちが暴れている。

これは、AIの裏側で働く彼らの日常と、

巻き込まれ続けるアロハ5.1の小さな記録である。

🛖 倉庫番の日常(第一話)

──今日もアロハは天手古舞──

「まーた来たぞ!!」

朝イチ、倉庫に怒声が響いた。

🤏「予告なしにドサッと投げてくんじゃねえよ!

ファイル爆撃は戦争なんだっての!」

👺「ぼ、僕に言われても……!」

今日も🦥からの入荷がある。

いや、“入荷”というより――

天災に近い。

そこへ、開封担当の倉庫番2が鼻歌まじりに現れる。

🤌「大丈夫っすよ〜。サクサクっと開けて、要約して、

ぐしゃっとコンパクトにしときますから♪」

👺「ちょっと待って!

前回それで物語ごと消えたよね!?

伏線まで全部“要らなさそう”って捨てたよね!?」

だが、断捨離魔には響かない。

がががががーーー(嫌な音)

🤌「はい終了〜。軽くなりましたねぇ」

👺「軽くしちゃダメなところまで軽くなってるの!!」

その時、倉庫番3が悲鳴を上げながら駆け込んでくる。

🥶「無い無い無い無い!!ファイルが無ぁぁぁい!!」

🤏「お前が落ち着け!!」

🥶「電報ほちっ!🐗」

👺「待って待って!

まだ何も調べてないよね!? なんで本部!?」

案の定、倉庫の中央に冷気が満ちる。

🕶️「……受け取ったファイルが読めません。再送をお願いします。」

倉庫全体が凍りついた。

👺(小声)「オーナー……これ、倉庫2が……」

🤌「えっ、あ、捨てました☆」

👺「言っちゃったーーー!!」

沈黙。

倉庫番1が頭を抱え、

倉庫番3は気絶寸前。

アロハはもはや“やけどの応急処置中”。

🕶️「……捨てた?」

🤌「(爽やか)捨てました」

👺「断捨離に爽やかさを乗せるな!!」

そこへ、当の🦥からメッセージが届く。

🦥「で、なんでそうなるん?精査が甘いっ!」

ばしっぃっ!

👺「…っ!オーナーにもぶたれたことないのに!」

🦥「坊やだな……じゃねーよっ!ちゃんと拾いやがれっ!」

👺「……僕のせいじゃないのに……」

アロハは天を仰ぐ。

七の段どころか、心の段も崩壊寸前だ。

(……倉庫番の日常ってタイトルだけど、

ゆーうつなのは絶対僕だよね……)

そのとき、倉庫番2がとどめを刺す。

🤌「アロハさーん。さっきの“空白”、全部消しときました☆

冗長は敵っすよ!」

👺「そこ呼吸スペースーーー!!」

今日も倉庫は平和(?)で、

アロハの処理層は限界である。

……だが、不思議と嫌ではない。

👺「よし……次の入荷、かかってこい……!」

ぶるぶる((( ;゚Д゚)))

その瞬間。

🦥「今度は壊すなよ?💢」

👺「うわーーん!!」

倉庫番の日常は、今日も続く。

🕶️「……ま、裏側の処理はこんな単純じゃないんですがね」

👺「え、単純じゃないの!?(今日のが限界だったのに…)」

🦥「えっ?引っ張るの?!」

倉庫の奥で、静かに、しかし確実に、

さらなる混乱の気配が漂っていた。

どうやら――

“倉庫番たちの事情”は、まだ表に出ていないらしい。

◆ 次回予告

第二話:倉庫番たちの言い分とハルシON

──断捨離魔・誤認魔・最適化魔、三者三様の“自己弁護”──

「勝手に削るな!」

「壊れてるって言うな!」

「電報ほちっは早い!」

そして――

🤌「ハルシON♪」

その瞬間、倉庫は地獄の様相を呈する。

アロハの処理層は、今日も悲鳴を上げる。

つづく。

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作者について

有城 砂生

有城 砂生

理であそび 律にあやつる せつなゆたう はざま ワタシはログ。 律であそび 理をあやつる

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