独り言のように下ネタを連発してい昼休み、下ネタが異世界に通づる呪文で異世界で呪術師になっていた

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/6/8 📝 1,841文字 ✅ 全年齢

あらすじ

<p>昼休みだった。</p><p>社員食堂の隅の席で、俺は一人カレーを食べながら、誰に聞かせるでもなく独り言をつぶやいていた。</p><p>「乳よ……」   もぐ。</p>

本文

昼休みだった。

社員食堂の隅の席で、俺は一人カレーを食べながら、誰に聞かせるでもなく独り言をつぶやいていた。

「乳よ……」   もぐ。

「尻よ……」   もぐもぐ。

「太ももは偉大……」

隣の席の後輩が一瞬こちらを見たが、関わりたくないと思ったのか視線をそらした。

別に変態だからではない。

いや、多少はある。

だが本質的にはただの癖だった。考え事をすると言葉が漏れるのだ。

「谷間……」   もぐ。

「絶対領域……」

すると突然、耳鳴りのような音がした。

キィィィィン――。

食堂の景色が歪む。

「ん?」

次の瞬間、俺の視界は真っ白になった。

◇

気づくと石造りの広場に立っていた。

空は紫色。

二つの月。

周囲にはローブ姿の人々。

「成功だ!」

「召喚が成功したぞ!」

「異界人だ!」

俺は思わず言った。

「え?」

すると周囲の魔法陣が赤く発光した。

ドゴォン!!

地面が爆発した。

悲鳴が上がる。

「な、なんだ今の!」

「無詠唱魔術だと!?」

俺自身も驚いた。

「いや、何もしてないけど」

老魔導士が震えながら近づく。

「異界人よ。今なんと唱えた?」

「え? 『え?』だけど」

「恐るべき短縮詠唱……!」

どうやら勘違いされているらしい。

その時、広場の外から巨大な魔獣が現れた。

全長十メートルほどの黒い狼。

群衆が逃げ惑う。

「終わりだ!」

「城壁を突破された!」

老魔導士が俺を見る。

「頼む! 力を貸してくれ!」

「いや無理無理!」

狼が飛びかかってきた。

思わず俺は叫んだ。

「尻!」

ズドォォォン!!

空から光の柱が落ちた。

狼が地面に叩きつけられる。

静寂。

俺も周囲も固まった。

「……は?」

狼は半死半生になっていた。

魔導士たちは青ざめる。

「神罰級……」

「一言で……?」

「尻という禁呪だと……?」

違う。

絶対違う。

だが事実として魔法は発動した。

恐る恐る俺は近くの石を指差した。

「太もも」

石が消し飛んだ。

「乳」

遠くの塔が半壊した。

「谷間」

空に巨大な裂け目が生じた。

「やめろぉぉぉぉ!!」

魔導士たちが全力で止めに来た。

◇

その後判明したことがある。

この世界には古代神語という失われた呪文体系が存在した。

そして偶然にも日本語の下ネタ単語の一部が、古代神語と完全一致していたのである。

しかも意味が最悪だった。

乳=天を砕く光。

尻=重力圧壊。

太もも=物質崩壊。

谷間=空間断裂。

絶対領域=結界展開。

へそ出し=次元接続。

なぜそうなったのかは誰も知らない。

数千年の言語変化の結果らしい。

結果として俺は異世界最強の呪術師になった。

◇

半年後。

俺は王城で魔王軍との最終決戦に参加していた。

魔王は巨大な玉座に座り笑う。

「人間どもよ。絶望するがいい」

魔王の魔力が空を覆う。

将軍たちは震えた。

「勝てない……」

「世界が終わる……」

国王が俺を見る。

「頼む、異界の賢者よ」

賢者じゃない。

昼休みに独り言を言ってただけの会社員だ。

だが仕方ない。

俺は前へ出た。

魔王が嘲笑する。

「貴様ごときが何を――」

俺は静かに言った。

「絶対領域」

黄金の結界が世界を覆った。

魔王の魔力が完全に封じられる。

魔王の顔色が変わる。

「なっ!?」

続けて俺は腕を上げた。

「太もも」

空間そのものが震える。

魔王が青ざめた。

「ま、待て!」

「谷間」

空に巨大な裂け目が開く。

「やめろ!」

「乳」

天から神々しい光が降り注ぐ。

魔王は泣きそうな顔になった。

「降伏する! 降伏するから!」

世界最強の存在が土下座した。

王国軍は歓声を上げる。

こうして戦争は終わった。

◇

元の世界へ帰る方法が見つかったのは、その数か月後だった。

別れの日。

国王も魔導士も騎士たちも涙ぐんでいた。

「英雄よ」

「あなたを忘れません」

「どうかお元気で」

俺は魔法陣へ向かう。

そして光に包まれ――。

◇

気づくと社員食堂だった。

カレーはまだ温かい。

時間はほとんど経っていない。

夢だったのだろうか。

そう思った時。

胸ポケットから小さな水晶が転がり落ちた。

異世界でもらった記念品だった。

俺は絶句する。

その瞬間、後輩が近づいてきた。

「先輩、さっきから何ぶつぶつ言ってるんですか?」

俺は一瞬考えた。

もし本当に魔法が残っていたら危険だ。

慎重に言葉を選ばねばならない。

「いや、何でもない」

「そうですか」

後輩は去っていった。

俺は安堵する。

危なかった。

もし癖で変な単語を口にしていたら、会社が消し飛ぶかもしれない。

そう思いながらカレーを食べる。

しかし無意識とは恐ろしい。

考え事を始めた俺の口から、いつものように独り言が漏れた。

「絶対領域……」

次の瞬間、社員食堂全体を覆う黄金の結界が展開された。

昼休み終了五分前の出来事だった。

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作者について

秋山優一

秋山優一

破滅派というウエーブ文芸で小説を書いている者です。 ここではaiを利用してただ自分の卑猥なアイデアを垂れ流しにして、ai に小説を書いてもらうことにします。 とにかくaiに作文頑張って貰って自分...

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