第5話:かたい言い訳【水曜・午前 給湯室】
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
私はただ、真面目に仕事をするだけの普通のOLだったはずなのに。昨夜、部長の自宅で見せつけられたあの狂宴から、すべてがおかしくなってしまった。タイトスカートが擦れる感触。満員電車の揺れ。中年男の不快な視線。そんなものに私の身体は反応してしまう。こんな恥ずかしい状態、誰にも知られるわけにはいかない。心配して手を伸ばしてくれた恋人を、私は冷たく突き放してしまった。オフィスでの昂りに耐えきれず、私は薄暗い給湯室へと逃げ込んだ。けれど後を追ってきた部長に鍵をかけられ、密室に閉じ込められてしまう。「私には愛する彼がいる」――そう抵抗する私に突きつけられたのは、スマートフォンの通話画面。スピーカー越しに聞こ
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