第8話:寝汗と喉の記憶【木曜・朝 自宅】
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
私はただ、真面目に仕事をするだけの普通のOLだったはずなのに。 昨夜、部長の自宅で見せつけられたあの狂宴から、すべてがおかしくなってしまった。 タイトスカートが擦れる感触。満員電車の揺れ。 そんな些細な刺激にすら、私の身体は過敏に反応してしまう。 この淫らな疼きを、誰にも知られるわけにはいかない。 心配して手を伸ばしてくれた恋人を、私は無意識のうちに冷たく突き放してしまった。 オフィスでの昂りに耐えきれず、逃げ込んだ薄暗い給湯室。 しかし、後を追ってきた部長によって鍵をかけられ、密室に閉じ込められてしまう。 「私には愛する彼がいる」――必死に抵抗する私に突きつけられたのは、スマートフォンの通話画面。 スピーカー越しに聞こえてきたのは、豊満な女上司の色香に当てられ、生々しい息遣いを漏らしながら陥落していく彼の声だった。 「お前は選ばれなかったな」 自身の薄い身体へのコンプレックスをえぐられ、冷たい床で泣き崩れる私。 だが、すべてを失った絶望の淵で、部長だけは「その華奢な身体とひたむきな心こそがキミの美しさだ」と甘く囁き、私を抱き寄せた。 それは、私を底知れぬ堕落へと導く、あまりにも心地よい毒だった――。 ※この物語は、架空の日本を舞台としたフィクションであり、文化や風習、価値観が現実とは異なります。実在の人物や団体とは一切関係ありません。作中には法に抵触する行為の描写が含まれますが、犯罪を推奨したり肯定したりする意図は一切ありません。すべては架空の物語としての表現です。
作品統計
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