明日が売り切れた日
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
本作は、「明日」を売り買いできる異世界の店を舞台にした短編ファンタジーです。 主人公の高校生・高瀬悠真は、学校帰りに見知らぬ路地へ迷い込み、「明日屋」という不思議な店にたどり着きます。そこでは、自分の未来の一日を代金として差し出すことで、誰かに一日分の時間を渡すことができました。 悠真はそこで、病気の弟に誕生日を迎えさせたい少女ミアと出会います。しかし、ミアにはもう売れる明日が残っておらず、悠真の明日も異世界では使えません。 明日は買えない。けれど、今日を渡すことはできる。 悠真とミアは、町の匂いや音、夕焼け、鐘の音を小さな瓶に詰め、弟ノルへ届けます。 当たり前に来ると思っていた「明日」の重さと、今ある「今日」を誰かに届けることの大切さを描いた物語です。
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