第21話 小さな大切な命の話、2と俺の罪と罰の話

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/15 📚 シリーズ: noteよりコピペ(※小説の重要ネタバレ&落ち有り ほぼそのままUP予定) 📝 1,431文字 ✅ 全年齢

あらすじ

noteよりコピペ(※小説の重要ネタバレ&落ち有り ほぼそのままUP予定) - 第21話 小さな大切な命の話、2と俺の罪と罰の話

本文

黒だ

今日は小さな命の話と俺の取返しのつかない過ちについて話す

空や椿とある程度交流している人からしたら最低な記事になるから読まなくても良いと思うが、俺は己の罪を忘れぬ為に書かせてもらう

 どう言い訳しても胸糞悪い記事にしかならないから、それも先に書いておく

 ジャンガリアンハムスターを2匹迎えていたと前回の記事で触れた

 今回は2匹目のハムスター「クロ」についてだ

 ロベが居なくなったのが小6、別れの寂しさも少しずつ受け入れていき想い出を振り返るのも辛くなくなった

 けれど動物を迎える事は決してしなかった

理由は、例に漏れず「別れが辛いから」

 それが続いたのは俺が18歳になるまでだった

ある時別の用事で父親とホームセンターへ行った

 そこで偶々ジャンガリアンハムスターを見かけた

その時にやっぱ可愛いよなと言う想いや、ロベの事を想い出し暫くハムスターを見つめていたんだ

 そしたら滑車の中でお腹を見せて寝てる奴が寝返りをうって、滑車から落ちた、コロンと

 その様子も可愛かったんだけど、その後に寝ぼけ眼で周囲を見回してる様子があんまりにも俺に刺さった

 言ってしまえば「ちょっとアホっぽい笑」

落ちる瞬間は父親も見てて、2人で目を合わせて即お迎えを決めた

 奴との出会いはそんな感じ

名前はクロにした

 背中に1本黒い線が通っているのと、当時俺がハマってたアニメのキャラ名の一部を借りた命名

 お迎え自体は衝動だった分、名付けに関しては一生懸命考えたつもりだし、中々良い名前だと我ながら思う

 クロはロベとは正反対であまり懐かなかった

というより今思えば人間が好きではなかったのかも知れない

 そして、臆病だったのだと思う

だから触れようとすると思い切り噛んできた

中々離さず手から血が流れる程だった

 1番噛まれたのは家にいる事が多く、世話をしていた母親

 人の愛情を知らない存在だからこそ愛情をもって接してやらなければならないのに、この身勝手な一家は段々クロを疎ましく思うようになってしまった

 世話は最低限(でないと噛まれるというのもあるけど)

初めの方と違い誰も「クロ」と呼ばなくなった

 考えた本人である俺もまた「クロ」と呼ばなくなった

 そして、俺は人生史上最低で、罪深い事をクロにしてしまう

その頃も両の親の夫婦喧嘩や俺に対する仕打ちは続いていた

 俺は他の人とは違うというか、異常者なんだろうなという自覚はある

 が、今以上に当時の俺はイカれてた

 何も悪くない、何も抵抗出来ないクロに日頃の鬱憤をぶつける様にして、ある日小屋の上から餌をぶち撒けた

 突然の事にクロは巣から飛び出し、辺りを必死に見回してた

あまりの出来事だったんだろう、見回す様子はどこかオーバーにも見えてしまった

 そしてその様子を見て、俺は、笑ったんだ…

ストレス解消なのか、それともクロの様子が可笑しかったのか「アハハッ」って静かに笑った…

 その次の日クロはもう冷たくなってた…

 俺は自分の行いがこんな事を招くとは思ってなかった、殺意があったわけではなかった

 俺がどんなに言っても言い訳にしかならない、クロは俺が殺したんだ

 両の親は我関せずで俺を叱る事もしなかった

だから俺は俺を裁くと決めた

 クロを忘れない事

 他を傷つけない事

 俺は生き続ける事

を自分に誓った

俺は俺を裁く為だけに生き続ける

本当にごめんな、クロ

お前の事、お前との事、絶対俺は忘れねぇから

赦される行為ではないから、俺はクロに贖う為だけに生き続ける

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作者について

長月 空

長月 空

ポンコツ社畜です。不登校、休職&復職、精神障害を複数経験している「自称:ハードモード人生を縛りプレイで楽しむ狂人(笑)」。人としても作曲家としても敬愛してるのは梶浦由記さん

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