第三話 講習と杖と盗まれた財布
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
<p> 座学というものは、椅子に座った時点で半分負けている。</p><p> 朝、ギルドの講習室に入った瞬間、わたしはそう思った。部屋には机が並び、黒板があり、壁には迷宮心得と書かれた紙が貼ってある。どれもこれも真面目な顔をしていて、まるで「お前を眠らせるために生まれてきた」と言っているようだった。</p><p> わたしは椅子に座った。</p>
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