あまり重要ではない『前口上』
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
ご主人様、その密室殺人の謎——解いてもよろしいでしょうか? 東京秋葉原。 その日の夜、ライブハウス・ボレロでは、ある地下アイドルグループのライブが行われていた。 ステージが中盤に差し掛かった午後八時、衣装替えのため控え室に戻ったメンバーが目にしたものとは? ひょんなことから殺人事件に巻き込まれることになったメイド探偵が密室の謎に挑む。 国内のとある古典短編ミステリ作品を元に、時代設定ほか諸々を現代風に置き換えた、パロディ&オマージュになります。 G.K.チャスタトン作、ブラウン神父シリーズの『見えない男』から想を得たという密室トリックに、現代ならではのアレンジを加えました。 なぜ犯人の姿は、誰にも見えなかったのでしょうか?
本文
オタクは賢者である。或はそれ以上である。彼らは謬りなき眼で、『萌え』あるものとなきものとを区分する。萌えあるものとは、古の聖の尊き御教えにある如く、属性あるもののいいである。信を置き得るもの、ただ属性あるのみである。然らざれば、何人といえども、信ずるに足りない。萌えなきものはリア充、リア充に非ずとすればパリピである。世のオタクにとって、この後者ほど恐るべき存在がまたとあろうか?
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※この物語はフィクションです。人物名・団体名・建物名は、一部を除き全て架空のものです。また、一部登場する実在の地名・団体等とは一切関係ありません。
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