本格ミステリーには欠かせない『読者への挑戦状』
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
ご主人様、その密室殺人の謎——解いてもよろしいでしょうか? 東京秋葉原。 その日の夜、ライブハウス・ボレロでは、ある地下アイドルグループのライブが行われていた。 ステージが中盤に差し掛かった午後八時、衣装替えのため控え室に戻ったメンバーが目にしたものとは? ひょんなことから殺人事件に巻き込まれることになったメイド探偵が密室の謎に挑む。 国内のとある古典短編ミステリ作品を元に、時代設定ほか諸々を現代風に置き換えた、パロディ&オマージュになります。 G.K.チャスタトン作、ブラウン神父シリーズの『見えない男』から想を得たという密室トリックに、現代ならではのアレンジを加えました。 なぜ犯人の姿は、誰にも見えなかったのでしょうか?
本文
さて、ここまでの物語の中で、謎を解くために必要な手掛かりは、全て提示しました。
え? 犯人は判明して物語は終わっているじゃないか? そんな声が聞こえてきそうです。
確かに、物語は完結しています。犯人もトリックもこれ以上覆ることはありません。
それではこの作者、読者諸氏に何を挑戦しようというのか。
実は本作、とある国内ミステリの古典作品を元にした、パロディになっています。
ですので、作者からの挑戦とはズバリ、「本作の元ネタは何でしょう?」です。「作品名」と「作者名」をお答えください。
元ネタはかなり古く、なおかつマニアックな作品であるため、いくつかのヒントを明示しておきます。
お時間のある方は、ぜひ挑戦してみてください。
【ヒント】
・タイトルはかなり元ネタに近いです。
・サブタイトルは無視しましょう。こちらは我孫子武丸先生の短編シリーズ『人形は○○で推理する』のオマージュです。
・「前口上」の箇所はほぼそのまま、名詞を入れ替えたものです。
・主人公の名前は、元ネタにほんの少しのヒネリを加えたものです。元ネタにも探偵の「摩耶」と、警察官の「島崎」が登場します。
・密室トリックの原理は元ネタと同様のものですが、丸パクリではありません。現代ならではのアレンジを加えています。
・本編中に「そのものズバリ」な記述が潜んでいます。
それでは、皆さまのご健闘をお祈りいたします。
紗倉 亞空生
作品統計
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