一月の遺失物室
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
なくした手袋は、三分で見つかった。 用事はもう終わった。 それでもひよりは、遺失物窓口の奥にある 08 の箱が気になって帰らない。 携帯扇風機。団扇。波打った園内マップ。鍵。名前の書かれた帽子。そして、どこにでもありそうな黒いボールペン。 ひよりは持ち主の物語を想像する。 スタッフは、そのたびに答える。 「分かりません」 分からないものを、分かったことにはしない。 残っている物と記録だけを見ながら過ごす、 一月のPARA:DICE SIDE STORY。
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