元暇人
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
ねえ、一口だけ。減るもんじゃないし、いいでしょ?
本文
目を覚ました。
今日は特にやることもない。
俺は暇人。
本来ならそうだった。
だがしかし。
俺は_
ケーキを食べられる。
あの甘くて美味しいケーキ。
っていうかケーキってフォークより多いらしい。
でもフォークもケーキも人間も。
匂いとかを隠しているから。
気づいていないだけ。
2階から降りると、眠そうにしているチーズケーキの姿。
欠伸をしていて可愛いじゃん。
こんなに可愛いのに、
フォークでめちゃめちゃに刺すことになってごめんね。
ふふ。
「...また食べるんですか、ゆうさん。」
そう聞かれてもちろん、こう答える。
「当たり前でしょ?」
小さく息を吐いたメテヲさんは、諦めの表情になる。
「...《やっぱり、人外の力は集結しないんだな。》」
そうつぶやくメテヲさんを見て。
「当たり前。」
と口角をあげる俺をメテヲさんが見て、
メテヲさんの顔がみるみる青くなっていった。
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