カミソリを捨てた夏休み
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
カミソリを捨てたその日から、世界の「当たり前」が少しずつ変わっていく。 期末テストが終わり、待ちに待った夏休み。 高校生の葵は、ツルツルに手入れした脇を確かめ、夏を楽しむ準備万端で親友の結衣と下校していた。 空を見上げると、そこには当たり前のようにそびえ立つ一本の「光の柱」。 隕石から地球を守るシステムのはずなのに、葵はなぜか小さな違和感を覚える。 「あの柱って……いつからあったっけ?」 違和感を抱えたまま始まった夏休み。 「まあ今日は剃らなくていいか」と放置した初日から、葵の心と体に小さな変化が訪れる。 伸びていく毛、テレビの中のアイドル、プールの友達、そして街ゆく人々――。 異物感がやさしく溶けていく、少し不思議で爽やかなSF日常ショートストーリー。
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