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小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
<p> 「ルベウス……」 と、私の衣服の袖へ震える指先を伸ばそうとする彼女。</p><p>私は温和な微笑みを崩さないまま、触れられる前に、音もなく一歩後ろへと身を引いた。</p><p>私が仕える主は、この開かずの書斎で魔導書を開く、世界でただ一人のオーナーだけ。 哀れな迷い人に分け与えてあげる温もりなど、私のどこにも存在しない。私は細い銀のテンプルを指先でスッと押し上げ、『看破の硝子』越しに、彼女の魂の壊れゆく数値を静かに計測した。 </p>
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