魂は漂白できるのか?

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/10/12 📝 509文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

見栄は捨てられますか?

本文

 ある女性はプライドが高く、見栄を張って生きてきた。

 そうしなければ、社交界ではバカにされ、生きていけなかったのだ。

 金がなくても、金があるふり。

 食事がとれなくても、とっているふり。

 そうして彼女に必要な助けの手が差し伸べられることなく、呆気なく人生を終えることとなった。

 気付くと彼女は、雲の上にいた。

「おかえりなさい、今回の人生はいかがでしたか?」

「悪くはなかったわ」

「あなたの人生は見届けさせてもらいました。もう無理しなくていいんですよ」

「……そう、隠してもムダってことね。わかったわ、見栄を張るのはやめる」

「賢明な判断です。……さて、次の生ですが」

「次があるんだ?」

「カピバラ、亀、なまけものだと、どれがいいですか?」

「人間じゃないの?」

「ええ、カルマの関係で」

「……その中だと、亀がいいかな」

「おや珍しい。理由をお伺いしても?」

「考えてもみて? なまけものや、カピバラだと、なまけてるって思われるじゃない? その点、亀だとどう?」

「どうなるんですか?」

「なまけて歩いてても、頑張っているように見られる。もう見栄を張らなくてもいいのよ!」

  天界人は優しく微笑むと、さらなる来世に期待することにした。

 <了>

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作者について

五來小真

五來小真

小説というより、こういうのもあるかぁと、温かい目で見て欲しい。

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