鳥のおしっこ

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/10/12 📝 580文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

相談員は、子どもの質問になんと答えるべきか?

本文

『鳥はおしっこをしないんですか?』

「それはね——」

 答えかけた子ども電話相談室の相談員だったが、ふと疑問に思った。

 もちろん答えは、糞におしっこが混ざっているというシンプルなものだ。

 糞の白いところがそうである。

 ——しかし子ども電話相談員として、その答えは正しいのだろうか?

 たとえば、人がちょっと「うんこしてくるわ」と言った場合、うんこの前に大体の人は『おしっこをする』はずである。

 しかし、それは『おしっこをした』ということになるのか?

 カウントする人がいた場合、うんこにカウントが入っても、おしっこにカウントが入れるかは分かれてしまうだろう。

 ——はたしてこの子は、どっち派だ?

 いや、今考えるべきなのは どうすれば更に関心を持ってもらえるかだ。

『——わからないんですか?』

「ああ、ごめんごめん。君はうんちする時、おしっこは出ないかい?」

『出ます』

「それって、別々に出るよね?」

『——はい』

「それが同時に出たとしたら——」

『便利ですね』

 良かった。

 子供は興味を持ってくれたようだった。

 一年後、同じ子から電話が掛かってきた。

 訓練の結果、同時に出すことに成功したそうである。

 実際は、うんこを出す時間の方が長いため、おしっこ時間しか短縮できずそれほど便利ではないそうだ。

「それで、それはどうやって訓練を——?」

 相談員は大いに関心を示した。

 <了>

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作者について

五來小真

五來小真

小説というより、こういうのもあるかぁと、温かい目で見て欲しい。

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