当選のいたずら電話

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/10/13 📝 491文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

いたずら電話は、聞く価値ないよね。

本文

『おめでとうございます。——ついに当選しましたよ』

 突然の馴れ馴れしい電話。

 懸賞関係に応募した覚えが、まったくなかった。

 詐欺か、いたずらの類か?

「あの、何かの間違いでは? 懸賞に応募した覚えはないんですけど」

 そもそも懸賞は、やるだけ無駄だと思う人だった。

『いえいえ、『3年間で221回の熱心な応募もしてくれて——。あ、最初の84回は無効でしたか。まあそれはともかく、そろそろ当てなきゃな。下手すると、もうやめられちゃうぞ』って思ってたところで、当選してくれて、こちらも安心したんですよ』

「——ですから、応募自体してないんです」

『しかもダブルアップキャンペーン中ですから、いつもの倍ですよ。本当に良かった』

「もう! いたずら電話は結構です」

『また気が向いたら、ご応募下さいね』

 通話を切る瞬間まで、声はしつこく続いていた。

 その夜、電話の内容を思い出して吐き気を覚えた。

 電話を気にしないようにしようとしたものの、吐き気は夜の間ずっと続いた。

「——おめでたですね。しかも双子です」

 医者の言葉を聞きながら、そう言えば旦那と付き合ったのは三年前だっけ、と思い出していた。

 <了>

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作者について

五來小真

五來小真

小説というより、こういうのもあるかぁと、温かい目で見て欲しい。

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