穏やかな休日...?
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
主人公ももはいつものように休日を過ごしていた。だがそんなももの前に急に「未来から来た」というぬーいと名乗る少女が現れる。ぬーいから衝撃の事実を聞かされたももが取る行動とは...? 私の親友は何も間違っていないそれを伝えるの完全ifストーリー!
本文
チュンチュン チュンチュン
「う〜ん」
朝の光がカーテンの隙間からもれて、雀が鳴いている。
ピピピッピピピッ
「ふぁぁ。おはよ〜う。」
僕....いや私は目覚まし時計を止めて眠たい体を起こしてベッドから出た。
トントントン 冷たい木の手すりに手をかけながら階段を降りていく。
今日は春休みもうすぐ私も中学生になるのか。父さんと母さんは旅行に行ってるからいない。
「コーヒーでも飲もっかな。」
いつも通りに瓶からコーヒーの粉を出してお湯を入れると
「うん、いい香り。このまま朝ごはんも作っちゃお。」
コーヒーの香りと湯気がダイニングいっぱいに立ち込める。
私は食品棚の上に置いてあるパンの袋に手を伸ばし、パンをトースターに入れると冷蔵庫を開いた。
「卵はあるかな?あ、あった。」
卵を冷蔵庫から取り出してフライパンをコンロに置き、コンロに火をつける。卵を割ってそのまま目玉焼きを作っていく。ちなみに私は半熟の卵が好きだ。
「このぐらいかな」
だいたい卵が半熟になるとお皿に盛り付けてトースターからトーストを出してピーナッツバターをぬって適当に野菜を取り出して、お皿に盛り付けると...
「よし、完成!いただきます。」
手を合わせてトーストをカリッと頬張る。朝ごはんを食べ終わって皿洗いを済ませると
「今日は何しよっかなあ。図書館に行こうかな?あ、でも昨日も行ったからな。そうだ最近ビルの屋上のカフェテラスに行ってないから久しぶりに行こっかな。そうと決まったら、早速準備しなきゃね。」
素早く準備を終わらせると私はカフェテラスへ向かった。
ビル風が吹き抜ける屋上へつくとあちこちから楽しそうな声が聞こえてくる。
まあ当然か、ここにはカフェテラスの他にもプールやレストラン、屋上遊園地まであるんだからね。あ〜あ、私も子どもの頃に行きたかったな。
ピララララ〜♪屋上遊園地の遊具の音楽が流れてくる。
でも、私はもうああいうふうに過ごせないんだな。眉が少し下がって、下を向いてしまう。
そんな事を考えながらカフェテラスにつくとカフェテラスの入口で周りをキョロキョロ見回してる茶髪の女の子がいた。
あの子一人なのかな?話しかけたほうがいいのかな?もし友達とかを待っているんなら余計なお世話かもしれないけど....。
「ねえ、君...」
考えるより先に口が動いていた。私の声に驚いたのか女の子は振り返った。
「はっ!?ももちゃん!?」
「えっ!?なんで私の名前知ってるの?」
私が驚いて尋ねると女の子は私の顔を見つめて目から涙をぼろぼろこぼした。
よーく見れば腕は震えて唇を噛んでいる。
「ううっ。ももちゃん。会えてっよがったあ。ほんとに...よかったああ。」
「君、大丈夫?私のこと知ってるみたいだけど...」
もう一回尋ねると、女の子は泣きながら喋りだした。
「ももちゃんッ。信じてもらえないかもしれないけど....私、未来から来たの。」