売りに出されて三年目、神様のお世話係に任命されました
明治二十年。貧しい家に生まれた鯨井 美子は、下女として売られる事となった。 行き先は由緒ある旧家・筑摩家。幼くして厳しい労働に耐える日々の中、ただ一人、当主の娘である筑摩 小春だけが美子に優しく接してくれた。 やがて三年の月日が流れ、美子はある日突然、“鬼”の世話係を命じられる。 隠し通路から向かう地下道。 今の今まで存在すら知らなかったその場所。 そこに佇む檻の中には額に角を生やし、長い髪を持ち、紅い瞳を宿した異形の女が囚われていた。 「……神様?」 美子はその存在を見た瞬間、思わずそう呟いた。 異形の鬼を神様と呼び敬愛する美子。 美子の献身に少しずつ心を許していく神様。 美子を愛し、執着し、神様を敵視する小春。 美子の心を掴むのは檻の中の神様か、はたまた奉公先のお嬢様か。 両者の間で揺れる美子は何を思うのか。 これは明治の世に咲いた人間と人外の恋模様…… ※ この作品はpixivに投稿した『化け物達』をコンテストの為に加筆修正した物です。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。 また作中において軽度の残酷描写、暴力描写、性描写が描かれるシーンがございます。 該当するシーンが描かれているページには『※』を付けておりますのでご了承ください。
エピソード一覧
第1話: ※ 第1話 鯨井 美子
(2025/12/30)
第2話: 第2話 神様
(2025/12/31)
第3話: 第3話 神様への捧げ物
(2026/1/1)
第4話: 第4話 叶わぬ恋、叶わぬ想い
(2026/1/2)
第5話: ※ 第5話 くすぐったい……
(2026/1/3)
第6話: 第6話 因果応報
(2026/1/4)
第7話: ※ 第7話 磔られた神
(2026/1/5)
第8話: 第8話 神の名は
(2026/1/6)
第9話: 第9話 引き裂かれた献身
(2026/1/7)
第10話: 第10話 憤りを呑み込んで
(2026/1/8)
第11話: 第11話 鬼回し
(2026/1/9)
第12話: 第12話 心の中の黒いもの
(2026/1/10)
第13話: ※ 第13話 本来の意味での夜伽
(2026/1/11)
第14話: 第14話 風雲急
(2026/1/12)
第15話: ※ 第15話 人の業
(2026/1/13)
第16話: 第16話 鬼神 麗鬼
(2026/1/14)
第17話: 第17話 私の本性
(2026/1/15)
第18話: 第18話 化け狸の大親分
(2026/1/16)
第19話: 第19話 神様が去った日
(2026/1/17)
第20話: 第20話 襲撃
(2026/1/18)
第21話: 第21話 取り引き
(2026/1/19)
第22話: 第22話 私達の生きる道(終)
(2026/1/20)
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