転移した先は近代ファンタジー?~何故"数字が見えるだけの彼"は砲火と魔法の世界を生き残ったのか?~
本編執筆完了済み 確定 毎日 7:30投稿 ハーメルンにも掲載中 英語の授業中、羽黒承とクラスメイトたちは、前触れもなく異世界へ落ちた。 そこは、剣と魔法だけの世界ではなかった。城壁の上には銃口が並び、王国は要塞都市と書類で人を動かし、魔物との戦いはすでに近代戦の形を取り始めていた。 転移直後、羽黒が見たものは、全員の頭上に浮かぶ数字だった。 『0』。 自分も、友人も、クラスメイトも、全員がゼロ。 与えられた力は、敵を倒す剣でも、大魔法でもない。ただ数字が見えるだけ。けれど、その数字はやがて、誰が立っていて、誰が戻らず、何を見落としているのかを告げ始める。 帰れない転移者たちは、第二王城の庇護下で「雇用」される。"勇者"として扱われながら、実際には組織と戦場に組み込まれていく。三郷弦は前に立ち、羽黒は後ろから状況を見て、桐谷幸やクラスメイトたちもそれぞれの役割を選ばされていく。 夢のような異世界は、夢ではなかった。 紙片に数字は残る。けれど、そこにあった声までは残らない。 それでも羽黒は、失ったものを復讐で数えないために、戦場で見落とされた数字を拾い続ける。
エピソード一覧
第3話: 一章一話 曰く、転移は何時も突然に起きる。
(2026/7/12)
第4話: 一章二話 扉のない部屋
(2026/7/12)
第5話: 一章三話 床に置かれた足
(2026/7/12)
第6話: 一章四話 彼は僕たちを一体何に仕立て上げようとしてるのだろうか?
(2026/7/12)
第7話: 一章五話 2857
(2026/7/12)
第8話: 一章六話 何故世界は僕らに力を与えたのだろう?
(2026/7/12)
第9話: 一章七話 私と生徒
(2026/7/12)
第10話: 一章八話 いつの時代も情勢とは外部から見れば奇妙なものである。
(2026/7/12)
第11話: 一章九話 外には世界があった。
(2026/7/12)
第12話: 一章十話 地に伏す影
(2026/7/12)
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