其の七十壱「望む者の空」
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
これから語るのは、もしかするとこれから広まるかもしれない いや、広まってしまうかもしれない「怖い作り話」です。 全部で壱百八話。どれも短い物語です。 しかしその中には、時に背筋に冷たいものが走り抜け、 時にひそひそと誰かの囁きが聞こえ、 時に見てはいけないものが見えてしまうこともあるかもしれません。 そしてひとつだけ、どうしても言っておきたいことがあります。 これらの話は、すべて作り話です。しかし、ただの作り話ではありません。 この話、本当なんです。
本文
最近知ったことなのですが、UFOって今はUAPって言うんですね。
UFO(未確認飛行物体)からUAP(未確認空中現象)に
呼び方が変わっていった経緯ってどんなものなのだろう。
それに興味を持った私は、少し調べてみました。
◇◆◇
UFOは「Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)」の略で、
1947年のケネス・アーノルド事件を契機に広まった。
この呼称は“飛行物体”としての存在を前提とするため、
自然現象や光の異常など、物体として特定できない現象を含めるには限定的だった。
近年、アメリカ政府や軍関係者は、より中立的で科学的な表現として
UAP「Unidentified Aerial Phenomena(未確認空中現象)」を使用。
UAPは単なる物体に限らず、光やエネルギー、レーダー異常など、
幅広い現象を包括する概念である。
◇◆◇
物か、事か。
歴史的な馴染みと概念の違いをどことなく感じますが、
これも時代の変化なのでしょう。
40代という私の年齢的には、やっぱりUFOの方が耳馴染みがあります。
でもUAPという言葉の意味を知れば、
様々な現象を幅広く捉えるというのも理解できます。
……それでも私はUFOと言いそうですね(笑)
それはそれとして。
今日はUFO(あ、UAP)に関して、もう一つ最近聞いた話を書こうと思います。
◇◆◇
最近聞いたお話です。「UFOは、それを求めている人のもとにやってくる」
これを聞いたとき、私は2007年に放送されていた特撮ドラマを思い出しました。
その作中にも、
「船(UFO)は、望む人々のために来るんだ」
というセリフがあった記憶があります。
この世を生きる中で、何かに“気付いてしまった”人々。
その“何か”は、違和感なのか、虚無感なのか、絶望なのかはわかりません。
でも、その“ずれ”に気付いたことで生きづらくなった人々に、
ある方法で密かにメッセージが届く。
――「船に乗らないか」
そんな感じのお話でした。
◇◆◇
UFOは、それを求めている人のもとにやってくる。
だから見える人は限定的なのかもしれません。
だから、UFOを、UAPを見たいと思う人は、
それを強く信じ、強く求めれば、見ることができるのかもしれません。
そのとき、UFOを見たい理由が――どうであれ。
◇◆◇
私は超絶怖がりなので、強い気持ちでUFOを見たいとは思いません。
「偶然見られたらいいなぁ」くらいの気持ちです。
なので、この話が本当なら、私は生涯UFOを見ることはないでしょう(笑)
でももし、本当にUFO、UAPを望むのであれば――
本気で願ってみるのも、ひとつの選択なのかもしれません。
ただ、ひとつだけ。
本当にそれがあなたを迎えに来たとき、後戻りはできないと思うのでご注意ください。
この話、私は本当だと思います。