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眠れない

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/12 📚 シリーズ: イケメンにも恋の病は必要だよね! 📝 1,392文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

大学2年生の橘ひなたは、ごく普通の女子大生。ある日、学校一のイケメンと噂される林武蓮と同じゼミになったことで、自然と彼を意識するようになる。 しかし蓮は恋愛に全く興味がなく、女の子から告白されても断り続けるクールな男。ひなたが話しかけても素っ気ない態度ばかり。 それでも一緒にいる時間が増えるうちに、ひなたは彼の不器用な優しさに少しずつ惹かれていく。 恋愛に無関心なイケメンが、初めて「恋の病」にかかるまでのドキドキラブコメ!

本文

クリスマスの前日の夜、ひなたはベッドの中で天井を見つめていた。

眠れなかった。

明日のことを考えると、頭が冴えてしまって、どうしても目が閉じられない。時計を見ると、もう深夜の一時を過ぎていた。

やばい、明日眠かったらどうしよう。

そう思うのに、眠れない。考えないようにしようとすると、余計に色々なことが頭に浮かんでくる。

明日、何を着ていこうか。

待ち合わせの時、最初に何を話せばいいんだろう。

イルミネーション、綺麗だといいな。

林武くん、楽しんでくれるかな。

……楽しんでくれなかったら、どうしよう。

夏祭りの時は三人だったから気が楽だった。でも明日は二人だ。さくらというクッションがない。会話が途切れたら、どうするのか。沈黙が続いたら、気まずくなるのか。

いや、でも、林武とは沈黙が続いても不思議とそこまで気まずくなかった。それはわかっている。でも明日は、特別な日だ。いつもと同じようにはいかない気がした。

ひなたは布団を頭まで被った。

好きな人と二人でクリスマス、って何。

自分でお膳立てしておいて、今さら緊張しすぎじゃないか。誘ったのは自分なのに。

でも、誘えたことは後悔していない。むしろ、勇気を出してよかったと思っている。林武が「わかった」と返信してきた時の、あの嬉しさは本物だった。

ひなたはスマートフォムを手に取った。林武とのトーク画面を開くと、昨日のやり取りが表示されていた。

『クリスマス、予定ある?』

『……予定はない』

『じゃあ一緒にどこか行かない?イルミネーションとか』

『……わかった』

何度読み返しても、その四文字が嬉しかった。素っ気ない返事なのに、なぜかこんなに嬉しいのか。我ながら単純だな、と思いながら、ひなたはスマートフォンを置いた。

早く寝ないと。

目を閉じた。でも、頭の中では明日のシミュレーションが勝手に始まっていた。

待ち合わせ場所に林武が来る。いつもの黒髪、いつもの静かな表情。でも冬の夜のイルミネーションに照らされた顔は、いつもとは少し違って見えるかもしれない。

……想像するだけでどうにかなりそう。

ひなたは枕に顔を埋めた。

好きな人と二人でクリスマスを過ごすということが、こんなにも自分を落ち着かなくさせるとは思わなかった。今まで恋愛なんて縁のない生活をしてきたのに、いつの間にこんなことになったのか。

全部、最初に隣に座ったのが悪い。

そう思いながらも、ひなたは口元が緩むのを止められなかった。あの日、窓際の席に座ったことを、今は全く後悔していなかった。むしろ、あの席を選んでよかったと心から思っていた。

時計を見ると、深夜の二時になっていた。

本当にやばい、早く寝ないと。

ひなたは目を閉じて、無理やり思考を止めようとした。羊を数えてみたが、三匹目あたりで林武の顔が浮かんできて、全く意味がなかった。

深呼吸をして、もう一度目を閉じた。

明日、ちゃんと楽しめるといい。緊張しすぎず、いつも通りに話せるといい。林武が、来てよかったと思ってくれるといい。

そして、できれば——この気持ちが、少しでも伝わるといい。

告白するつもりはなかった。まだその覚悟はない。ただ、一緒にいる時間を大切にしたかった。それだけでも、十分だと思っていた。

……早く明日になれ。

ひなたはそう思いながら、ようやく少しずつ眠気が訪れるのを感じた。瞼が重くなってきた頃、最後に頭に浮かんだのは、林武の「わかった」という四文字だった。

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作者について

たかの岳

毎日1話投稿! AI連載作品をたくさん出したいなと思います!

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