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第5話「最初の武器」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/24 📚 シリーズ: カプセルウォーズ 📝 948文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

あらすじ 中学二年生・神崎恭也は、いつかカプセルウォーズを遊ぶことを夢見ていた。 しかし、一回一万円もするロボットガチャなど、学生の小遣いでは到底回せない。 ある日、商店街の片隅で「ハズレ品・在庫処分」と書かれた100円のクジガチャを見つける。 暇つぶしのつもりで回したそのカプセルには、本来なら一万円でしか手に入らない超高級ロボット―― 《クイーン》 が入っていた。 しかもクイーンは、普通のプレイヤーが知らない謎の機能を秘めた特別な機体だった。 偶然から始まった出会いは、やがて恭也をカプセルウォーズ界の頂点を巡る戦いへと導いていく。

本文

「お願いします……!」

恭也は五百円玉を入れ、ゆっくりとハンドルを回した。

ガチャッ。

ゴトン。

転がり出てきたのは、銀色のカプセルだった。

「出た!」

クイーンも静かに見守る。

『開封してください、マスター。』

恭也はカプセルを開く。

中には小さな武器データチップが二つ入っていた。

「二つ?」

店長がニヤリと笑う。

「セット装備だな。」

チップを専用端末にかざすと、ホログラムが浮かび上がる。

アイアンガード

分類:シールド

レア度:ノーマル

特殊機能:前面防御

ガードソード

分類:ショートソード

レア度:ノーマル

特殊機能:アイアンガード内蔵

「剣と盾?」

店長が説明する。

「その盾の裏に剣が収納されてるんだ。」

「普段は盾として使って、近づいたら剣を抜いて戦う。」

「初心者向けの定番装備だよ。」

恭也は目を輝かせた。

「かっこいい!」

クイーンもデータを確認する。

『……問題ありません。』

「どう?」

『レア度は低いですが、実用性は十分です。』

ホログラムには装備イメージが映し出される。

クイーンが左腕に大きな盾を装備し、その裏から細身の剣を引き抜く。

「おぉ……!」

『防御から攻撃へ素早く移行できます。』

『私の戦闘スタイルとも相性は悪くありません。』

「本当か!」

『はい。』

クイーンは少し微笑む。

『最初の武器としては、むしろ扱いやすい装備です。』

店長も腕を組む。

「レア武器は派手だけどクセが強い。」

「まずは基本を覚えるなら、そのセットの方がいい。」

「新品なら見向きもされない武器だけどな。」

恭也は武器データを大事そうに握った。

「俺には十分だ!」

その言葉にクイーンは静かに頷く。

『ありがとうございます、マスター。』

『どのような武器でも、使い手次第で価値は変わります。』

店長は笑いながらレジを拭く。

「その考え方なら強くなれるかもしれんな。」

「え?」

「高レアばかり追いかける奴は多い。でも、本当に強いプレイヤーは武器を信じて最後まで使いこなす。」

恭也はケースの中のクイーンを見る。

「よし。」

「この武器で、一勝目を目指そう!」

『はい、マスター。』

『この剣と盾で、共に勝利をつかみましょう。』

店を出る二人の足取りは、来た時よりもずっと軽かった。

初めて手にした武器は決して豪華ではない。

しかし、それは恭也とクイーンにとって、夢への第一歩となる大切な装備だった。

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作者について

猫丸

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