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第10話「昼休みの話題」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/26 📚 シリーズ: カプセルウォーズ 📝 958文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

あらすじ 中学二年生・神崎恭也は、いつかカプセルウォーズを遊ぶことを夢見ていた。 しかし、一回一万円もするロボットガチャなど、学生の小遣いでは到底回せない。 ある日、商店街の片隅で「ハズレ品・在庫処分」と書かれた100円のクジガチャを見つける。 暇つぶしのつもりで回したそのカプセルには、本来なら一万円でしか手に入らない超高級ロボット―― 《クイーン》 が入っていた。 しかもクイーンは、普通のプレイヤーが知らない謎の機能を秘めた特別な機体だった。 偶然から始まった出会いは、やがて恭也をカプセルウォーズ界の頂点を巡る戦いへと導いていく。

本文

キーンコーンカーンコーン──。

四時間目の終了を告げるチャイムが鳴る。

「やっと昼だー!」

教室は一気に賑やかになり、生徒たちは机を寄せ合って昼食の準備を始めた。

恭也も弁当箱を取り出す。

「今日は卵焼き入ってる。」

『美味しそうですね。』

ケースの中からクイーンが穏やかに微笑む。

「母さんの卵焼き、結構うまいんだ。」

「いただきます!」

「いただきます。」

恭也が箸を持ったその時だった。

「なあ、神崎。」

同じクラスの男子、健太が声をかけてきた。

「そのチェスフレーム……。」

「カプセルウォーズ始めたのか?」

恭也は少し照れくさそうに笑う。

「うん、少し前から。」

「へぇ!」

周りのクラスメイトも興味津々で集まってきた。

「神崎ってゲームやるイメージなかった。」

「何使ってるんだ?」

「見せて見せて!」

恭也はケースを机の上に置く。

「この子。」

クイーンは丁寧に一礼した。

『初めまして。』

『私はクイーンと申します。』

「しゃべった!」

「礼儀正しい!」

「すげぇ、本物のAIだ!」

教室が小さくどよめく。

健太は感心したように頷く。

「最近のチェスフレームって、本当に自然に話すよな。」

「俺はポーン使ってる。」

「この前やっとナイトを引いたんだ。」

別の友達も笑顔で話し始める。

「俺は武器ガチャばっかり回してる。」

「全然レアが出ないけどな!」

「それ分かる!」

みんなで笑い合う。

恭也も自然と笑顔になった。

「俺なんて、まだ武器は盾と剣のセットだけだよ。」

『ですが、十分実用的な装備です。』

クイーンが静かに付け加える。

『装備は性能だけでなく、使いこなすことが重要です。』

「おぉ……。」

健太が感心する。

「クイーン、なんか先生みたいだな。」

教室は再び笑いに包まれた。

その時、一人の女子生徒がクイーンをじっと見つめる。

「……クイーン?」

「その名前、どこかで聞いたことあるような……。」

恭也は首をかしげた。

「え?」

女子生徒は少し考え込んだが、すぐに首を振る。

「ううん、気のせいかも。」

昼休みは和やかな雰囲気のまま過ぎていく。

恭也は弁当を食べながら思った。

(学校でもカプセルウォーズの話ができる仲間がいるんだ。)

少し前までは、遠い世界だと思っていた。

でも今は違う。

クイーンと出会い、仲間ができ、少しずつ自分の世界が広がっている。

そんなことを感じながら、恭也は最後の卵焼きを口に運んだ。

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作者について

猫丸

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