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第11話「まずは帰宅!」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/26 📚 シリーズ: カプセルウォーズ 📝 885文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

あらすじ 中学二年生・神崎恭也は、いつかカプセルウォーズを遊ぶことを夢見ていた。 しかし、一回一万円もするロボットガチャなど、学生の小遣いでは到底回せない。 ある日、商店街の片隅で「ハズレ品・在庫処分」と書かれた100円のクジガチャを見つける。 暇つぶしのつもりで回したそのカプセルには、本来なら一万円でしか手に入らない超高級ロボット―― 《クイーン》 が入っていた。 しかもクイーンは、普通のプレイヤーが知らない謎の機能を秘めた特別な機体だった。 偶然から始まった出会いは、やがて恭也をカプセルウォーズ界の頂点を巡る戦いへと導いていく。

本文

キーンコーンカーンコーン──。

終業のチャイムが鳴った。

「よーし!」

恭也は勢いよく立ち上がる。

「今日もセンターで対戦だ!」

バッグを肩に掛け、そのまま教室を飛び出そうとした。

『マスター。』

ケースの中からクイーンが静かに声をかける。

「ん?」

『どちらへ向かわれるのですか?』

「もちろん、センター!」

『……その前に。』

クイーンは少し厳しい表情になった。

『一度、ご自宅へお戻りください。』

「え?」

「なんで?」

『制服のままです。』

「……あ。」

『汗もかいていますし、お着替えも必要です。』

『学校から直接対戦へ向かうのは、あまり感心できません。』

恭也は苦笑いを浮かべた。

「そんなに変かな?」

『はい。』

『身だしなみを整えることも、一人のプレイヤーとして大切です。』

『それに、お母様も心配なさるでしょう。』

「うっ……。」

確かに何も言わずに寄り道をすれば、母は心配するはずだ。

「分かった。」

「一回帰るよ。」

クイーンは満足そうに微笑んだ。

『ありがとうございます、マスター。』

帰宅後。

「ただいまー!」

「おかえりー。」

リビングから母の声が返ってくる。

「ちょっと着替えてからセンター行ってくる!」

「晩ご飯までには帰るのよ!」

「はーい!」

恭也は制服を脱ぎ、動きやすいパーカーとジーンズに着替えた。

顔を洗い、水分補給も済ませる。

クイーンはその様子を見ながら頷いた。

『こちらの方が活動しやすそうですね。』

「そこまで違う?」

『はい。』

『マスターが快適であれば、私も安心して戦えます。』

「ありがとう、クイーン。」

夕方。

二人は改めてカプセルウォーズセンターへ到着した。

店内では、今日も多くのプレイヤーが対戦を楽しんでいる。

恭也は受付でプレイヤーカードをかざした。

「ビギナーランク戦、お願いします!」

受付スタッフが笑顔で頷く。

「承知しました。」

「対戦台3番へどうぞ。」

恭也は深呼吸をした。

「よし。」

「今日は二勝目を目指そう!」

クイーンも静かに一礼する。

『はい、マスター。』

『準備は万全です。』

二人は並んで対戦台へ向かう。

制服姿の学生ではなく、一人のプレイヤーとして。

新たな勝利を目指す戦いが、再び始まろうとしていた。

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作者について

猫丸

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