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第12話「連勝への挑戦」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/27 📚 シリーズ: カプセルウォーズ 📝 1,199文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

あらすじ 中学二年生・神崎恭也は、いつかカプセルウォーズを遊ぶことを夢見ていた。 しかし、一回一万円もするロボットガチャなど、学生の小遣いでは到底回せない。 ある日、商店街の片隅で「ハズレ品・在庫処分」と書かれた100円のクジガチャを見つける。 暇つぶしのつもりで回したそのカプセルには、本来なら一万円でしか手に入らない超高級ロボット―― 《クイーン》 が入っていた。 しかもクイーンは、普通のプレイヤーが知らない謎の機能を秘めた特別な機体だった。 偶然から始まった出会いは、やがて恭也をカプセルウォーズ界の頂点を巡る戦いへと導いていく。

本文

「ビギナーランク戦、開始します!」

対戦台に立つ恭也は、前回よりも落ち着いていた。

「前より緊張してないな。」

『マスターが慣れてきた証拠です。』

クイーンは優しく微笑む。

『私も、このシステムの戦闘には適応しつつあります。』

「頼んだ、クイーン!」

『お任せください。』

今回の相手は、ポーンを使用するビギナーランクの少女。

装備はショートスピアとバックラー。

近接戦闘を得意とする構成だった。

『3……2……1……』

START!!

データフィールドが展開される。

クイーンは左腕にアイアンガード、右手にガードソードを構えた。

相手のポーンが一気に距離を詰めてくる。

「速い!」

槍が一直線に突き出された。

しかし──

ガキン!

クイーンは盾をわずかに傾けるだけで槍を受け流した。

「えっ!?」

恭也が驚く。

『相手の癖を確認しました。』

『次の攻撃を予測します。』

再び槍が繰り出される。

今度は半歩だけ後ろへ下がり、穂先を紙一重でかわす。

「すごい……!」

『戦闘データが蓄積されています。』

『以前より敵の動きを読みやすくなりました。』

そのまま盾で相手の腕を押し上げる。

バランスを崩したポーンへ、素早くガードソードを振るう。

キィン!

相手は辛うじて防ぐ。

だが、その表情には焦りが浮かんでいた。

「押してる!」

恭也は思わず拳を握る。

『焦らず、確実に。』

クイーンは深追いをしない。

一撃を入れては距離を取り、相手の隙を待つ。

「前よりずっと落ち着いてる……。」

以前のクイーンは、高性能ゆえに真正面から押し切ろうとする場面もあった。

しかし今は違う。

限られた装備だからこそ、盾を生かし、相手の動きを見極めながら戦っていた。

『今です。』

相手が大きく槍を振りかぶる。

その瞬間。

クイーンは盾で槍を弾き上げ、そのまま懐へ飛び込む。

「チェック!」

恭也の声が響く。

『はい。』

クイーンは静かに頷き、剣先を相手の胸部コアへ向けた。

「チェックメイト。」

ガキン!

勝負は決した。

WINNER 神崎恭也

「やった!」

恭也は両手を挙げる。

「二連勝だ!」

試合終了後、クイーンが恭也のもとへ歩いてくる。

『おめでとうございます、マスター。』

「ありがとう!」

「クイーン、前よりずっと強くなってない?」

クイーンは首を横に振る。

『私だけではありません。』

『マスターも、試合中に落ち着いて状況を見られるようになりました。』

「そうかな?」

『はい。』

『以前は緊張されていましたが、今回は私を信じて見守ってくださいました。』

恭也は少し照れ笑いを浮かべる。

「パートナーだからな。」

その言葉に、クイーンは嬉しそうに微笑んだ。

試合後、スマートフォンが通知を表示する。

勝利報酬:50PT獲得

所持ポイント:100PT

「100ポイント!」

「武器ガチャ一回分だ!」

恭也は画面を見て目を輝かせる。

クイーンも穏やかに頷いた。

『努力の成果ですね、マスター。』

初勝利から一歩前へ。

二人は少しずつ経験を積み重ね、着実に強くなっていた。

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作者について

猫丸

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