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第13話「初めてのポイントガチャ」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/7/27 📚 シリーズ: カプセルウォーズ 📝 1,109文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

あらすじ 中学二年生・神崎恭也は、いつかカプセルウォーズを遊ぶことを夢見ていた。 しかし、一回一万円もするロボットガチャなど、学生の小遣いでは到底回せない。 ある日、商店街の片隅で「ハズレ品・在庫処分」と書かれた100円のクジガチャを見つける。 暇つぶしのつもりで回したそのカプセルには、本来なら一万円でしか手に入らない超高級ロボット―― 《クイーン》 が入っていた。 しかもクイーンは、普通のプレイヤーが知らない謎の機能を秘めた特別な機体だった。 偶然から始まった出会いは、やがて恭也をカプセルウォーズ界の頂点を巡る戦いへと導いていく。

本文

「ついに100ポイント!」

対戦を終えた恭也は、スマートフォンの画面を何度も見返していた。

所持ポイント:100PT

「やっと武器ガチャが引ける!」

『おめでとうございます、マスター。』

クイーンも嬉しそうに微笑む。

『努力で獲得した初めてのポイントです。』

「よし!」

二人はセンターのポイントガチャコーナーへ向かった。

ここでは現金は使えない。

プレイヤーが試合で獲得したポイントだけで回せる特別なガチャだった。

「一回勝つたびにコツコツ貯めたポイントだからな。」

「絶対いいのが出るといいな。」

『何が出ても、大切に使いましょう。』

「うん!」

恭也はガチャ端末にプレイヤーカードをかざした。

100PT消費しますか?

「はい!」

ピッ。

ガチャが回り、カプセルがゆっくりと排出口へ転がり出てくる。

「頼む!」

恭也は慎重にカプセルを開けた。

中には一枚の装備データチップ。

端末に読み込ませる。

ホログラムが浮かび上がった。

ライトレッグガード

分類:脚甲

レア度:ノーマル

特殊効果:脚部防御力 小アップ

移動安定性 小アップ

「脚甲?」

恭也は首をかしげる。

「武器じゃないの?」

クイーンがデータを確認する。

『脚部装甲ですね。』

ホログラムのクイーンの両脚に、銀色の装甲が装着される。

見た目は派手ではない。

だが、全体の印象が引き締まり、騎士らしさが増していた。

「なんか格好良くなった!」

『ありがとうございます。』

クイーンは足を軽く動かす。

『重量はわずかです。』

『運動性能への影響はほとんどありません。』

『その代わり、脚部への攻撃に対する防御力が向上しています。』

店内モニターの装備説明にも表示される。

初心者向け定番防具

「地味だけど便利そうだな。」

『はい。』

クイーンは静かに頷く。

『脚部は移動の要です。』

『ここを守ることは、戦闘継続能力の向上につながります。』

恭也は納得した。

「剣や盾みたいに目立たないけど、大事な装備なんだ。」

『その通りです。』

クイーンは微笑む。

『勝利とは、一つひとつの装備を積み重ねて得るものです。』

「最初は盾と剣。」

「次は脚甲。」

「少しずつだけど、ちゃんと強くなってるな。」

恭也は嬉しそうに笑った。

『マスター。』

「ん?」

『この装備も、大切に使わせていただきます。』

「もちろん!」

二人は新しい装備データを登録する。

派手なレア装備ではない。

しかし、それは二人が自分たちの力で勝ち取り、手に入れた大切な一品だった。

恭也はケースの中のクイーンを見て力強く言う。

「次はもっとポイントを貯めよう!」

『はい。』

『さらに強くなりましょう、マスター。』

こうしてクイーンは、初めて武器以外の装備――脚甲を手に入れた。

一歩ずつ、確実に。

二人の成長はまだ始まったばかりだった。

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作者について

猫丸

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