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アクトと黒曜 ――銃声と魔法、軽口と理屈。関係に名前をつけないまま、共に走る

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/8/27 📚 シリーズ: アクトと黒曜 ――銃声と魔法、軽口と理屈。関係に名前をつけないまま、共に走る 📝 6,938文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

魔法使いとサイバーサムライ。 理屈っぽい二人のシャドウランナーが、銃と魔法と軽口を交わしながら第六世界を走るバディストーリー。 関係に名前をつけないまま、それでも互いの背中は預けられる。 『Shadowrun』を原作とする二次創作作品です。

本文

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CROW SYSTEM / CONTACT TOLERANCE UPDATE

SUBJECT A PHYSICAL INTEGRITY: COMPROMISED

SUBJECT B CARETAKING BEHAVIOR: CONFIRMED

PHYSICAL CONTACT TOLERANCE: INCREASED

CARE MOTIVE: CLASSIFIED AS OPERATIONAL

CLASSIFICATION RELIABILITY: LOW

CROWシステム/接触許容度更新

対象Aの身体状態:低下

対象Bの看護行動:確認

身体接触許容度:上昇

看護動機:作戦上の合理性として分類

分類信頼度:低

アクトトゥルスが体調不良を認めたのは、熱が三十九度を超えてからだった。

正確には、本人はいまだに認めていない。

「ちょっと暑いだけや」

ベッドの上で、アクトはそう主張した。

声はかすれていた。

赤いセルフレーム眼鏡は外され、枕元の小さなテーブルに置かれている。腰まで伸びた金髪は寝汗で首筋へ張りつき、普段はやや吊り気味の青い目も、今は焦点が定まっていなかった。

服装は黒いタンクトップとショートパンツ。

四肢の銀色のサイバーリムは露出したままだが、いつものような鋭さはない。両腕は力なく毛布の上へ投げ出され、クロームの指先が時折、小さく震えている。

赤い野球帽と機械式のウサ耳センサーモジュールは、部屋の隅にある椅子へ置かれていた。

耳を外したアクトは、普段よりずっと小さく見える。

魔法使いはベッド脇に立ち、体温計の表示を見つめていた。

「三十九・二度です」

「誤差や」

「許容できない誤差です」

「さっきより下がっとる」

「三十九・四度から〇・二度低下しただけでしょう」

「下がっとるやん」

「回復傾向とは判断できません」

魔法使いは体温計をケースへ戻した。

今夜の彼女は黒いローブではなく、暗い色のシャツと細身のパンツを着ていた。儀礼装束で他人の部屋へ来ると床の工具や部品へ裾を引っかける、と以前アクトに指摘されたためらしい。

本人は「衛生管理上の判断です」と説明した。

巨大な三角帽子もない。

杖だけは壁際に立てかけられ、その先端の紫水晶が一定の間隔で弱く明滅している。

「医者呼ばんでええって」

アクトが言った。

「すでに遠隔診療を手配しました」

「勝手に?」

「事前に通告しました」

「いつ」

「先ほどです」

「聞いてへん」

「返答がありませんでした」

「寝とったんや」

「意識状態の低下を確認したため、緊急性があると判断しました」

「ただの昼寝やろ」

「午後四時から午後九時まで、呼びかけへ反応しない状態を昼寝とは呼びません」

「よう寝ただけや」

「ドアも施錠されていませんでした」

アクトは薄く目を開けた。

「また勝手に入ったんか」

「呼びかけに応答がなかったため、安全確認を行いました」

「前にも聞いたわ、それ」

「今回は実際に安全上の問題がありました」

魔法使いは床へ視線を落とした。

部屋の中には、アクトが途中まで整備していた小銃の部品が並んでいる。工具箱は開いたまま。空のビール瓶が一本、作業台の端に置かれていた。

「発熱中に銃器の分解を行っていたのですか」

「熱あるて知らんかった」

「身体の異常へ気づかなかった?」

「なんか腕重いなとは思うた」

「その時点で作業を中断すべきです」

「右腕の応答遅れ、直しときたかったんや」

先日の護送任務で、右腕にごく僅かな動作遅延が出ていた。

魔法使いは専門家へ点検を依頼すべきだと主張した。

アクトは自分で直せると言った。

結局、整備予約を一方的に入れられる前に作業を終わらせようとして、昼過ぎから部品を広げた。

途中で身体が重くなった。

少し休むつもりでベッドへ横になった。

次に目を開けると、魔法使いが額へ手を当てていた。

生身の指が触れた瞬間、驚いて拳を振り上げかけたが、身体が動かなかった。

「何しとんねん」

最初に出た言葉がそれだった。

魔法使いは手を引かず、淡々と答えた。

「発熱を確認しています」

それから一時間。

水分を取らされ、薬を飲まされ、室温を調整され、寝具を交換された。

アクト自身は、ほとんど何もしていない。

「自分、こういうん慣れとるん?」

アクトが聞いた。

「何がです」

「看病」

魔法使いは水差しからグラスへ水を注いだ。

「基本的な医学知識はあります」

「実際に人の面倒見たことは?」

「ありません」

「初めてなんかい」

「問題がありますか」

「手際ええな思て」

「必要な手順を実行しているだけです」

魔法使いはアクトの背中へ手を回し、上体を起こそうとした。

「自分で起きる」

「先ほど失敗したでしょう」

「今度はいける」

アクトは肘をつき、身体を持ち上げようとした。

銀色の腕に力を込める。

だが、生身の肩と胴体がついてこない。

視界が暗くなり、身体が横へ傾く。

魔法使いの腕がすぐに背中を支えた。

「失敗しています」

「まだ途中や」

「倒れる途中でした」

「言い方」

アクトは不満そうに眉を寄せたが、抵抗する力は残っていなかった。

魔法使いの肩へ体重を預ける。

黒い髪が頬に触れる。

微かな香の匂いがした。

戦闘中、《混沌界》の中でも彼女を見失わなかった匂い。

薬草と、古い紙と、雨上がりの石に似た香り。

「近い」

アクトが言った。

「支えなければ水を飲めないでしょう」

「腕だけ貸してくれたらええ」

「現在のあなたは、自分の体重を適切に支持できません」

「機械の腕あるで」

「胴体は生身です」

「知っとるわ」

魔法使いはグラスをアクトの口元へ運んだ。

アクトは顔を背ける。

「自分で持つ」

「落とします」

「落とさん」

「では、持ってください」

魔法使いがグラスを差し出す。

アクトは右手で掴んだ。

人工触覚がガラスの硬さと温度を伝える。

握力は正常。

指の制御も問題ない。

だが、口元へ運ぶ途中で腕が止まった。

サイバーリムは動く。

それを支える生身の身体に力がない。

水面が揺れ、少しこぼれた。

魔法使いがグラスの底へ手を添える。

「補助します」

「いらん」

「すでにこぼれています」

「ちょっとや」

「寝具を交換した直後です」

「そこ気にする?」

「衛生管理です」

二人でグラスを持つような形になった。

銀色の指へ、魔法使いの白い指が重なっている。

アクトは何か言おうとしたが、喉が乾いていたため、先に水を飲んだ。

冷たい。

普段なら何でもない水が、妙にうまく感じた。

半分ほど飲んだところで、魔法使いがグラスを離す。

「もうええ」

「残りも飲んでください」

「腹たぷたぷや」

「発汗によって水分を失っています」

「あとで飲む」

「今です」

「自分、病人相手でも強引やな」

「病人だからです」

アクトは諦め、残りを飲んだ。

再び枕へ横になると、魔法使いが毛布を肩まで引き上げる。

「暑い」

「寒気を訴えていました」

「今は暑い」

「体温変動による感覚です。毛布を完全に外すべきではありません」

「半分」

「肩は覆います」

「首までいらん」

「分かりました」

魔法使いは毛布を胸元まで下げた。

交渉が成立したらしい。

アクトは目を閉じる。

静かだった。

部屋の空調音。

遠くを走る車両の音。

壁際の杖が発する、ごく小さな振動。

魔法使いが何かを操作する端末音。

しばらくして、アクトは薄く目を開けた。

「帰らへんの」

「あなたの状態が安定するまで残ります」

「明日、用事あるんちゃう」

「延期しました」

「仕事?」

「個人的な予定です」

「何の」

「あなたには関係ありません」

「気になるやろ」

「好奇心が強すぎます」

「自分があたしの予定全部把握しとるからや」

魔法使いは端末から顔を上げた。

「必要な範囲です」

「またそれや」

「明日の仕事は断りました」

アクトは目を開いた。

「何で」

「あなたが参加できないためです」

「自分だけ行ったらええやろ」

「二人を前提に受注した仕事です」

「別のサムライ入れてもらえば」

「必要ありません」

「報酬減るで」

「問題ありません」

「自分、金ないやろ」

魔法使いの眉が僅かに動いた。

「あなたに心配されるほどではありません」

「偽造SIN、まだ二やったっけ」

「現在は三です」

「上げたんや」

「以前、あなたが執拗に指摘したためです」

「えらいやん」

「子供扱いしないでください」

アクトは小さく笑った。

その笑いが咳へ変わった。

一度。

二度。

喉の奥が引きつり、胸が痛む。

身体を丸めようとしても、四肢の重さが邪魔をする。

魔法使いがすぐに背中へ手を当てた。

「ゆっくり呼吸してください」

「分かっとる」

「鼻から吸って」

「指図すんな」

「話さないでください」

咳が収まるまで、魔法使いの手は背中にあった。

手のひらが、呼吸に合わせてゆっくり動く。

アクトは目を閉じたまま、その感触を意識していた。

生身の背中に触れられるのは、あまり好きではない。

サイバーリムなら、触られても圧力値として処理できる。

生身の部分は違う。

温度も、指の動きも、距離の近さも、そのまま身体へ入ってくる。

だが、今は振り払う気になれなかった。

「もうええ」

咳が止まり、アクトが言った。

魔法使いは手を離した。

その動きがあまりに素直だったため、アクトは逆に落ち着かなくなった。

「……別に、すぐ離さんでもよかったけど」

「何です」

「何でもない」

「発熱によって言語機能にも影響が?」

「しばくぞ」

「その状態で?」

「治ったらな」

「記録しておきます」

魔法使いが端末へ視線を戻す。

アクトは毛布の中で身体を丸めた。

「魔法で治せへんの」

「治療呪文は外傷に有効ですが、感染症そのものを除去するものではありません」

「便利そうで不便やな」

「魔法を万能な道具だと思わないでください」

「自分が何でもできそうな顔しとるから」

「私は自分の能力範囲を正確に理解しています」

「正面玄関」

「高熱による錯乱ですか」

「覚えとるやん」

魔法使いは小さく息を吐いた。

アクトはその音を聞きながら、目を閉じる。

薬が効き始めたのか、身体の重さが増していく。

意識が沈む直前、額に冷たいものが触れた。

濡らした布。

魔法使いが前髪を避け、額へ置いたらしい。

「冷た」

「交換しますか」

「いや、ええ」

「温度が高すぎる場合は言ってください」

「冷たすぎる場合やろ」

「どちらでも」

「自分、ずっとここおる気?」

「先ほど説明しました」

「寝てええで」

「眠る予定はありません」

「なんで」

「体温と呼吸状態を定期的に確認します」

「端末に任せたらええやん」

「機械は誤作動する可能性があります」

アクトは薄く笑った。

「機械嫌い?」

「そうは言っていません」

「信用してへんやん」

「単独の情報源へ依存すべきではないと言っているだけです」

「ほな、自分の目でも見る?」

「はい」

「ずっと?」

魔法使いは一瞬だけ黙った。

「必要な時間だけです」

「便利な言葉やな」

アクトはそのまま眠りへ落ちた。

次に目を覚ましたとき、部屋は暗かった。

窓の外が僅かに青い。

夜明け前。

額の布は新しいものへ替えられていた。

喉の痛みは残っているが、身体の熱は少し引いている。

枕元の体温計を取ろうとして、隣に人の気配があることに気づいた。

魔法使いが、ベッド脇の椅子に座ったまま眠っていた。

腕を組み、背筋を伸ばした姿勢。

それでも頭は僅かに横へ傾き、黒い髪が頬にかかっている。

普段の張りつめた表情はない。

年相応の、疲れた若い女の顔だった。

アクトはしばらく眺めた。

端末は膝の上。

画面には、体温と脈拍の記録が並んでいる。

三十分ごとに数値が入力されていた。

最後の記録は、十五分前。

「寝とるやん」

小声で言う。

魔法使いは起きない。

アクトは毛布から右腕を出した。

銀色の指を伸ばす。

黒い髪へ触れる直前で止めた。

何をしようとしたのか、自分でも分からなかった。

髪を避けるだけ。

起こすだけ。

たぶん、そんなところだ。

結局、指先は魔法使いの肩へ触れた。

「自分」

魔法使いの目が即座に開いた。

眠っていたとは思えない速さだった。

「体調は」

「第一声それかい」

「異常は?」

「ちょい楽」

魔法使いが体温計を取り、アクトへ向ける。

「測定します」

「自分でできる」

「先ほどは失敗しました」

「今はいける」

「確認します」

アクトは体温計を受け取った。

脇に挟み、待つ。

魔法使いは正面からじっと見ている。

「見んでええやろ」

「測定中に落とさないか確認しています」

「子供ちゃうぞ」

「昨夜、水のグラスを落としかけました」

「熱あったからや」

「今もあります」

電子音。

表示は三十七・八度。

魔法使いが画面を確認する。

「低下しています」

「ほら、治った」

「平熱ではありません」

「もう寝とったら治る」

「朝食後に薬を飲んでください」

「腹減ってへん」

「少量でも食べる必要があります」

「何ある?」

魔法使いは立ち上がった。

「消化しやすいスープを用意しました」

「自分が作ったん?」

「レシピに従いました」

「食える?」

「成分上は問題ありません」

「味の話や」

魔法使いは答えない。

アクトは少し嫌な予感がした。

キッチンから運ばれてきたスープは、見た目だけなら普通だった。

透明な汁。

細かく刻まれた野菜。

柔らかく煮た穀物。

魔法使いはベッド脇へ小さなテーブルを寄せ、器を置く。

「起きられますか」

「いける」

今度は、アクトはゆっくり身体を起こした。

魔法使いは手を出さない。

ただし、すぐ支えられる距離へ立っている。

アクトはそれに気づいたが、何も言わなかった。

スプーンを持つ。

一口。

味が薄い。

香辛料の配分が微妙におかしい。

不味くはない。

うまくもない。

病人食としては、たぶん正しい。

「どうです」

魔法使いが聞く。

「健康に良さそうな味やな」

「具体的に」

「味せえへん」

「塩分を制限しました」

「制限しすぎや」

「発熱時には刺激物を避けるべきです」

「あと、なんか苦い」

「薬草です」

「入れたんか」

「抗炎症作用があります」

「普通のスープにしてくれ」

「食べられないほどですか」

アクトはもう一口飲んだ。

「食える」

「なら問題ありません」

「美味いとは言うてへんで」

「栄養摂取が目的です」

魔法使いはそう言いながら、器の中を気にしている。

アクトは三口目を飲む。

「まあ、初めてにしては悪ない」

「慰めは不要です」

「褒めとるんや」

「分かりにくい」

「自分もやろ」

魔法使いは黙った。

だが、杖の紫水晶が一度だけ少し明るくなった。

アクトは時間をかけて、スープを半分ほど食べた。

そこで力尽き、スプーンを置く。

「もう無理」

「残りは後で構いません」

「珍しく強制せえへんのやな」

「吐かれては逆効果です」

「合理的やな」

「当然です」

薬を飲み、再び横になる。

魔法使いが器を片づける。

アクトはその背中を見ていた。

「なあ」

「何です」

「昨日の予定、何やったん」

「関係ありません」

「看病代わってもろたんやから、気になる」

「代わっていません」

「延期した言うたやろ」

魔法使いは少し黙った。

「魔術用品の競売です」

「欲しいもんあった?」

「古い収束具が一つ」

「高いやつ?」

「相場より安く入手できる可能性がありました」

「行かんでよかったんか」

「すでに終了しています」

「悪かったな」

魔法使いが振り返る。

「なぜ謝るのです」

「自分の予定潰したから」

「私が判断しました」

「でも」

「収束具は別の機会にも入手できます」

「限定品ちゃうの」

「代替品はあります」

魔法使いは器を持ったまま、ベッド脇へ戻ってきた。

「あなたの代替は、現在用意できません」

アクトは目を瞬いた。

魔法使いも、自分が何を言ったのか理解したらしい。

視線が僅かに逸れる。

「チーム編成上の話です」

「まだ何も言うてへん」

「誤解を避けるためです」

「顔、赤ない?」

「室温の影響です」

「二十二度やで」

「調理後ですから」

「キッチンから離れとるやん」

魔法使いは器を持って部屋を出ていった。

逃げた、とアクトは思った。

声を出して笑おうとしたが、また咳が出そうだったのでやめる。

代わりに毛布を鼻まで引き上げた。

熱のせいだけではなく、顔が少し熱かった。

しばらくして、魔法使いが戻ってくる。

何事もなかったような顔をしていた。

「眠ってください」

「自分は?」

「ここにいます」

「競売の代わりに?」

「健康状態の監視です」

「役割分担?」

魔法使いはベッド脇の椅子へ座った。

「便利な言葉です」

アクトは目を閉じる。

「治ったら酒奢るわ」

「不要です」

「ほな飯」

「あなたの料理は信用できません」

「焼くだけならできる」

「栄養配分に問題があります」

「自分よりは味あるで」

「先ほどのスープを完食してから言ってください」

「治ったらな」

「約束です」

「はいはい」

「その返答をやめてください」

「治ったらな」

アクトは笑いながら、ゆっくり眠りへ落ちていった。

今度は寒くなかった。

毛布があるからだけではない。

ベッドの隣に、誰かがいる。

定期的に額へ触れ、呼吸を確認し、水を替え、薬の時間を記録する。

本人はそれを看病とは呼ばないだろう。

健康管理。

戦力維持。

チーム編成上の必要性。

あるいは、役割分担。

便利な言葉はいくつもある。

アクトも、それを指摘するつもりはなかった。

ただ眠る直前、毛布の外へ出した銀色の手を、魔法使いの座る椅子のほうへ少しだけ伸ばした。

魔法使いは何も言わなかった。

白い指が、クロームの指先へ軽く触れた。

熱を測るには、そこは適切な場所ではない。

それでも二人は、朝まで手を離さなかった。

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作者について

矢塚和哉

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