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第十八話 ユウキの異世界配信スローライフと水面下で動くハンネス

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

あらすじ

異世界配信スローライフ ~原価10円のポップコーンでボロ儲け! 現代ガジェットで悪徳商人を論破します~ - 第十八話 ユウキの異世界配信スローライフと水面下で動くハンネス

本文

次の日、俺は三人にもみくちゃにされた姿で起きた。

 パンツとか着ていた服は部屋中に散らかっている。

「おい~! 皆そろそろ起きてくれ~」

「にゃう。もっとユウキとエッチしたい」

「昨日は最高でしたね」

「むう。ユウキのエッチ」

 皆あられもない姿で俺の体に抱き着いている。

「なんで俺が怒られるんだよ」

「フフフ、冗談」

 カレイナになだめられつつ、服を着る。

 洗濯をして、今日は畑を作ろうかな。

 皆で起きて、洗面台で顔を洗った後、シャワーを浴びる。

 俺も誘われたが昨日の再戦になりそうだったのでやめた。

 俺は目玉焼きと食パンとウィンナーを焼く。

 食パンはマーガリンを塗って、購入したオーブントースターで焼いている。

 段ボールは美味しそうにスラとライムが食べている。

「スラとライム、美味しいか?」

『プルプル! 美味しい!』

『!』

 水色のスライムと白いスライムのスラとライムは美味しそうに段ボールを溶かしている。

 程なくして、コビーさん達が来る。

「ユウキ、昨日はお楽しみだったな」

「家の外に響くかと思ったけど、全然大丈夫だったわね」

「……」

「ルル様とエッチ……羨ましいですわ!」

「カレイナさんともしてるんだよ? とんでもないよね」

 皆にあれこれ、からかわれながら、朝ご飯を食べる。

「こんな白い食パンは初めてです!」

「卵を普通に食べれるのは贅沢だぜ」

「……飯が美味い」

 クリスとコビーさんとアーシアさんは白い食パンに感動したようだ。

 いずれ、ここでも作れると良いんだけどな。

 今日は畑づくりをすると言うと皆も手伝うと言ってくれる。

 このタイミングで現代地球の方と異世界配信を付けることにした。

「わらわも手伝おうかの」

 カゲは光ると黒い狼耳の褐色獣人に変わる。

 え? カゲも人型になれるんだ。

 なんか、俺を見る目が怪しいのは気のせい?

「わらわも働けばユウキの子種をもらえるかもしれんしの」

「むう、ユウキは三人の物だけでいいの!」

 ルルは抗議するが、カゲはどこ吹く風で尻尾をフリフリしていた。

 てかこれ以上、相手が増えるのは遠慮したいんだが……。

 コメント欄はいきなりのカゲの変身に大盛り上がりだ!

 カゲも人型になれるんだ!

 褐色美人! お似合いです!

 ユウキさん、昨日はお楽しみでしたねwww

 童貞卒業おめでとう!

 そんなダイレクトに言うなし! ど、童貞ちゃうわ!

 俺はコメント欄とじゃれ合いつつ、畑を作る場所を探す。

 まずは庭に当たる場所に作ろうという事になった。

 植える種は何がいいかな?

 コメント欄に相談すると色々な答えが返ってくる。

 トマトとか安定で美味しいんじゃない?

 きゅうりとかナスとかネギかな~

 玉ねぎとかもいいよね。

 野菜と言えばスイカだよな!

 色々出てきたな。そうだな、ここにあるものは全て試そう。

 畑の土を見ると、もともと森の中で腐葉土が混ざっているため、土は問題なさそうだ。

「肥料足してもよさそう」

 カレイナの一言で、俺はママゾンで液体肥料を購入する。

「ここからどうするんだ?」

 コビーさんが聞いてきたので、畑に凹凸の畝を作ると説明する。

 畝は何のために作るんだと聞かれたので、コメントに聞いてみる。

 農家ガチ勢のワイが教えるわ。高さがあることで農作物の根を張る領域が増える。さらに日光を受ける面積が多くなり、地熱が上がり作物が育ちやすくなる。水はけがよくなり、大雨の際に根が水に浸かりにくくなる。おまけに通気性も良くなる。

 流石農家ガチ勢。コメントの安心さが違う。

 このコメントを見て、異世界配信の方のコメント欄が沸き立つ。

 一種の文化交流ってやつだな。

「ユウキの事だから、この野菜もすぐにできそう」

「まっさか~! そんなことないでしょ」

 俺はトマトの種をまいた土に液体肥料を薄めたものを掛けて水を撒く。

「あ」

 にゅるにゅると、トマトの芽が出た。

 それどころか、葉まで出てる。

「ユウキの魔法だ!」

「すごい、葉まで出てる」

「これなら三日くらいで収穫できそう!」

 うーん。味とか、気になるけど大丈夫かな?

 まあいいや、俺たちは同じように野菜に水と液体肥料をあげつつ、経過を見守るのであった。

 **

「最近バルクの街でぽっぽこーんが売られているみたいだな」

 ハンネスブルグ商会がぽっぽこーんやユウキの家で作られている料理を真似をし始めたようだ。

「でも絶対ユウキさんが作ったやつの方が美味いよな」

「あれって商業ギルドの商標登録とかもしようとしてるらしいぜ」

 ユウキの異世界配信スローライフにハンネスの影がちらつく。

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マロン64

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