015、鈴蘭の能力
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
ラスティアと対をなす世界、ストラチア。そこで起きた物語。 これは、非日常、日常を描いた、ファンタジーと現代、SF、全てをごちゃ混ぜにした物語です。
本文
鈴蘭は朝起きると、敬三が網の準備をしている現場に遭遇した。
鈴蘭「おはようございます、えーと……」
敬三「おはよう。私は橘敬三だ」
鈴蘭「ありがとうございます。敬三さんは漁師さんですか?」
敬三「本業は大工なんだが、暇なときはこうやって漁師業もしているんだ」
鈴蘭「すごいですね。私には真似できないです」
敬三「どうだ? 船に乗るか?」
鈴蘭「え? いいんですか?」
敬三「構わん。邪魔さえしなければ歓迎だよ」
鈴蘭「じゃあ、今日は一緒に乗りますね」
船上にて。
市治「さて、敬三殿。今日はどの辺りまで行きましょうか?」
敬三「潮の流れが読めんからな。いつもの漁場でいいだろう」
鈴蘭「え、分からないんですか?」
市治「俺達には航海士がいないからな。船が漂流するのは避けたいんだ」
鈴蘭「この流れなら北に少し進めば沖に出られますよ」
敬三「お、分かるのか?」
鈴蘭「はい。これくらいなら簡単です」
市治「おお、すごい! これなら新たな漁場開拓が一気に進むぞ!」
敬三「鈴蘭さん、これからは毎日乗ってもらうぞ。君の能力は朱雀領では唯一無二だ!」
鈴蘭「任せてください!」
敬三「みんな、帰ったぞ!」
敬三が声を張り上げる。
三日月「どうしたんですか、敬三さん?」
敬三「見ろ! 今日は新しい魚が獲れたぞ!」
市治「これはスザクキザカナと名付けたぞ!」
吾郎「これはすごいじゃないか!」
半兵衛「これは食べられるでござるか?」
鈴蘭「船で一匹捌いていただいたけど美味しく食べられましたよ」
敬三「鈴蘭がいれば新たな漁場が次々と出来る! これからはいろんな魚を獲ってこられるぞ!」
風雲「鈴蘭さん、良かったですね」
鈴蘭「はい!」
その日、鈴蘭は朱雀領の一員として大いに貢献したでしょう。
後書き
鈴蘭さんは沖縄で漁師の人と一緒に船に乗る日々を送っていました。
航海術はこの時に得たものですね。
今後、鈴蘭さんの活躍で近海は全て漁場になっていきます。
新たな魚が沢山発見されることでしょうね。
作品統計
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