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❲  狐の義兄 1 ❳

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/9/15 📚 シリーズ: まどろみの羽音 📝 430文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

好きを詰め込みました。ただ、自分の好きを置いた作品集です。

本文

 ある日突然、我が家にやってきた新しい 「お兄ちゃん」は、とんでもない美貌の持ち主で、とんでもない過保護。

そして――本物の狐の妖(あやかし)だった。

薄暗い雨の日の午後。 リビングのソファーでうたた寝をしてしまった私が目を覚ますと、目の前には至近距離でこちらを覗き込む義兄の顔があった。

さらに、驚くほど柔らかくて温かい、ふさふさとした九つの白い尾が、まるで羽毛布団のように私の全身をきっちりと包み込んでいる。

  「あ、起こしちゃった? ごめんね。……でも、そんな無防備な顔で寝てたら、お兄ちゃん狼になっちゃうよ? あ、狐だけどね」 クスッと悪戯っぽく笑いながら、彼は私の前髪を指先で優しく払う。

その黄金色の瞳が、薄暗い部屋の中で妖しく、けれど溺れるような愛おしさを湛えてきらめいた。

  (え、また…。) 「………。」

いつものことながら、距離感のバグった義兄に対して、私はいたって冷静な目で彼を見た。 「またやってるよ、この人……」という魂の底からの呆れを込めて。

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作者について

みまち

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紅茶、珈琲、レモンが好き。【私がニヤニヤする物を置いております】

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