すべての始まり
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
炎上系YouTuberのぬーいはある時不意に自分の過去を思い出す。それは残酷で、今の彼女に必要不可欠な過去だった。
本文
炎上系YouTuberのぬーいは撮影を終えて、テラスベンチでのんびりとしていた。そんなときふとに目に写った、プールを見て過去のことを思い出す――
3年前
「はあ....今日もまた嫌なこと言われちゃったな。」
そんなことをつぶやきながらトボトボと歩いていくぬーいの後ろから声がした。
「おーい!ぬーい、一緒に帰ろう!」
声の主はぬーいの友達のももだった。
「ももちゃん!」
ももを見たぬーいの顔がたちまち明るくなる。しかしその後ろから嫌な声がした。
「おい、どんくさぬーいwお前今日も私らと同じ教室に入りやがって、目障りなんだよ!」
「っ!」
顔を見たぬーいの顔は焦りに満ちている。いじめっ子の城美だ。城美は続けていった。
「まったく、お前も物好きなやつだなあもも、なんでそいつなんかに絡むわけ?」
その言葉を聞いたももはとっさに言い返した。
「だめなの?私はぬーいが好きだから構うんだよ。」
「なにそれw意味わかんね。」
ぬーいは辛そうに目を伏せてその場に立ちすくんでしまっている。
「いこ。ぬーい」
ももはそう言ってぬーいの手を引いた。ぬーいは暗そうな表情をしている。それを見たももはぬーいに明るく話しかけた。
「ねえ、ぬーい!このあと私のうちに遊びに来ない?」
「えっ?いいの?」
「うん!そのほうが気も紛れるでしょ?」
「うん!ありがとう!」
こうして二人を約束をしてももの家に向かっていった。それぞれの思いを胸に秘めて...
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