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(エピソード3)

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/10/29 📚 シリーズ: 異伝記 📝 313文字 ✅ 全年齢

あらすじ

連作短篇の形式で語られる怪談ノワール。

本文

 幽霊やら怪異やらは最初からこの世に存在しているのではない。語られて初めてわれわれの前に現れる。言葉にされなければ、気のせいの狭間はざまに雲散霧消うんさんむしょうしておしまいだ。あるとか、ないとか、不確かだとか、そんなことは関係ない。話になったとたんに人の無意識に棲すみついて、言葉は独自の夢を紡つむぎはじめる。

 網棚あみだなのボストンバッグを開けてみたら父の首が入っていたというOLの話。さくらんぼ泥棒を撃ち殺してみたら孫だった話は有名だが、孫の死体は人間の顔をした巨大な鳥の姿をしていたという詳細は隠されている。

 語られなかった襞ひだの闇には来るべき事件のDNAが畳たたみみ込こまれている。

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作者について

々不狼児

々不狼児

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