第6節「冒険者ギルド、そして新たな気配」の表紙画像

第6節「冒険者ギルド、そして新たな気配」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/1/4 📚 シリーズ: 共感性知能アプリNestTalk(ネストーク) 📝 1,788文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

《蒼真、神殿に立つ ― 異界の剣聖は、美しき仲間と共に》

本文

# ◆ 第1章「蒼の勇者、降り立つ」

## ――第6節「冒険者ギルド、そして新たな気配」――

 昼下がり。

 みのりの“異世界初仕事”が終わると、蒼真はようやく本来の目的――冒険者ギルドへ向かった。

 ギルドは街でもひときわ大きな建物で、二階建てのレンガ造り。

 正面には剣と魔法陣を象った紋章が掲げられ、冒険者たちが頻繁に出入りして活気に満ちていた。

「うわぁ……! 本物のファンタジーって感じですね!」

 みのりの瞳はきらきらと輝き、まるでテーマパークに来た子供のようだ。

「ここで依頼を受けて、報酬をもらって、旅の資金を稼ぐ。まあ、まずは登録だな」

 二人は中へ入る。

---

## ◆ ● ギルド受付の美女と、みのりの嫉妬?

 中は酒場を兼ねた賑やかな空間で、剣士や魔法使い、商人上がりの冒険者などさまざまな人物が行き交っていた。

「こんにちはー。冒険者登録をご希望ですか?」

 声をかけてきたのは、金髪ツインテールの受付嬢。

 露出高めの制服が非常に目立つ美人で、胸元もかなり強調されている。

「今日はどういったご用件で? 冒険者登録ですよね?

 お名前と出身を確認させていただければ――」

 受付嬢は蒼真に笑顔を向け、身を乗り出す。

 蒼真の顔が映り込むほど近い。

「え、えっと……かなり近い……」

 すぐ横で、みのりがむすっと頬を膨らませていた。

(……そんなに距離取らなくても……うう、胸が……大きい……)

 みのりは自分の胸元をそっと見て、さらにしょんぼり。

 蒼真はそんなみのりに気づき、ひとつ咳をした。

「俺と、この子の二人分だ。三枝蒼真。日本出身。

 こっちが阿久津みのり。彼女も日本人だ」

「まあ、日本! とても珍しいですね。異世界のどこかの島国……でしょうか?」

「まあそんなところだ」

 受付嬢は少し残念そうにウィンクを引っ込め、仕事モードに戻った。

---

## ◆ ● 冒険者登録完了

 各種書類への記入、簡単な質問、魔力適性の確認が行われた。

「お二人とも……ずいぶん魔力量が高いんですね!?

 とくに蒼真さん……初期測定でこの数値は、上位冒険者クラスです!」

「そうなの?」

「まあ、そこそこはな」

 蒼真はさらりと言ったが、受付嬢もみのりも口をぽかんと開ける。

「…………す、すご……」

(――うん、改めて好きだ。強い男の人って本当に……)

 みのりが頬を赤らめているのに気づき、蒼真は軽く笑った。

「みのりの魔力量も悪くない。訓練次第で魔法も扱えるはずだ」

「ほ、本当ですか!? 私、魔法使えるかもしれないんだ……!」

 みのりはぱぁっと顔を輝かせた。

---

## ◆ ● 奇妙な視線

 登録を終え、ギルド内を歩き出したときだった。

(……見られている)

 蒼真は即座に気づいた。

 数名の男冒険者が、こちらをちらちら見てひそひそ話している。

「日本人……だとよ」

「また来たのか……」

「あいつら、最近ちょこちょこ見かけるよな」

 それはただの興味本位ではない。

 敵意と警戒が、微かに混じっている。

(……嫌な気配だな)

 そのとき、みのりが不安げに袖を引いた。

「蒼真さん……あの人たち、なんか……」

「ああ、気づいてる。大丈夫だ。こっちには手を出させない」

 蒼真は視線を向けずに答えた。

 ギルド内での揉め事は禁止されている。だが――

(日本人に何らかの“背景”があるってことか)

 女神が言っていた「異世界に散らばった仲間」たち。

 どうやら蒼真以外にも日本人はここに来ているようだったが、その存在は歓迎されていない雰囲気。

 みのりが心細くなったように、蒼真の腕にそっと触れる。

「蒼真さん……そばにいてください……?」

「ああ、ずっと一緒だ」

 その言葉に、みのりは小さく息を吐き、微笑んだ。

---

## ◆ ● そして“運命の気配”

「とりあえず今日は軽い依頼をこなすか。素材採集くらいなら安全だ」

「はいっ。蒼真さんとならどこへでも――」

 みのりが元気を取り戻した、その瞬間。

 ギルドの入口が勢いよく開く。

「――すみません!! 誰か、誰か助けて!!

 街道で……日本人らしき女性が、魔物に襲われて……!」

 場がざわりと揺れた。

 蒼真は即座に立ち上がる。

「みのり、行くぞ」

「……! は、はい!」

 そして蒼真の胸の奥で、女神の言葉が響く。

(――仲間を集めよ。

 “彼女たち”は、お前によって力を開花させる)

 次なるヒロインの影が、すぐそこまで迫っていた。

---

ジャンル・タグ

, , , , , ,

作品統計

👁️ 閲覧数: 4 👍 いいね: 0 📚 本棚登録: 0

作者について

冥界焔つむぎ

冥界焔つむぎ

いつも応援ありがとうございます! 支援は随時受け付けています♪

👥 フォロワー: 6人

作者ページを見る