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第7節「街道の救出劇――“女優”の素質」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/1/5 📚 シリーズ: 共感性知能アプリNestTalk(ネストーク) 📝 1,776文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

《蒼真、神殿に立つ ― 異界の剣聖は、美しき仲間と共に》

本文

# ◆ 第1章「蒼の勇者、降り立つ」

## ――第7節「街道の救出劇――“女優”の素質」――

 冒険者ギルドを飛び出した蒼真とみのりは、助けを求めに来た商人の案内で街道へ向かった。

「この先の分岐路で、黒い狼の群れに囲まれちまって……!

 日本人だって言ってた! 妙に落ち着いてたけど、さすがに危ない!」

「群れか……普通の冒険者なら撤退が正しい判断だな」

「蒼真さんは……どうするんですか?」

「もちろん助ける」

 蒼真の即答に、みのりは胸を押さえながら微笑む。

(……こういうところ、本当に好き……)

 やがて視界が開け、荒れた街道の一角が見えてきた。

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## ◆ ● 女優の“凛とした立ち姿”

「そこだ! あの子だ!」

 商人が指さした先――

 大きな倒木を背にして、黒狼の群れに囲まれている一人の女性がいた。

 長い黒髪。

 整いすぎているほど整った顔立ち。

 露出の多い異世界服でもなお上品さを感じさせる佇まい。

 そして、狼に囲まれながらも怯えるどころか――

 ゆっくりと背筋を伸ばし、冷静な眼差しで敵を見据えていた。

(……あれは、只者じゃない)

 蒼真は瞬時に理解する。

 女優の“度胸”は死地でも輝く。

 その女性は、砂月(さつき)だった。

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## ◆ ● 蒼真、華麗に参戦

「みのり、後ろで見てろ。すぐ終わる」

「はいっ、気をつけて……!」

 蒼真は剣を抜き、地を蹴った。

 次の瞬間――

「《蒼裂剣――ブルークラッシャー》!!」

 蒼い閃光が走った。

 空気が裂け、闘気が放たれ、狼の群れが一斉に吹き飛ぶ。

「な、なに……!? 光……?」

 砂月は目を見開いたまま立ち尽くした。

 蒼真は倒木の上に軽やかに着地し、残った狼へ剣を構える。

「来いよ。まとめて相手してやる」

 黒狼たちは本能で理解した。

 この男に勝てない、と。

 群れは尻尾を巻き、森の奥へと逃げ散っていく。

「……よし」

 剣を収めた蒼真は、砂月へと振り向く。

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## ◆ ● 遭遇――“新人女優”砂月

「怪我はないか?」

 砂月は一瞬、言葉を失い、ゆっくりと蒼真を見つめる。

「……あなた……さっきの光、何?

 映画の撮影じゃないわよね……」

 その声は震えていたが、不思議と落ち着きもあった。

「撮影じゃない。この世界の“力”だ。

 俺たちと同じ日本人だよな?」

「……ええ。

 私は——砂月(さつき)。女優やってるの。

 気づいたらこの世界で、助けてくれた人に連れられて歩いていたら……急に狼が出てきて」

 砂月は長い髪を耳にかけ、蒼真を真正面から見つめた。

(……やっぱり、ただの美女じゃないな。

 肝が据わってる。目に光がある)

 女優は極限状況でこそ“魅せる”のだ。

 みのりが駆け寄り、心配そうに砂月の手を握る。

「大丈夫ですか!? 怖い思いしちゃいましたよね……?」

「あなたも日本人なのね……助かったわ。ありがとう」

 砂月はほっとして微笑み、みのりの手を温かく握り返す。

 ほんの数秒で相手を安心させる笑顔――

 これもまた、女優の才能だった。

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## ◆ ● 砂月、蒼真を“見る”

 そして砂月は、ゆっくりと蒼真に近づく。

「さっきの……本当にあなたが倒したの?」

「ああ」

 砂月はじっと蒼真の目を覗き込む。

 その距離、みのりよりも近い。

「……すごいわね。

 映画でもこんな迫力、見たことない。

 ……あなた、ただの人じゃないでしょ?」

 その瞬間――みのりが真ん中に滑り込むように割り込んだ。

「さ、砂月さん近いです! 蒼真さんは、わ、私の……い、いいえ、仲間ですけど……!」

「ふふ。かわいい子ね」

 砂月はみのりの頭にそっと触れ、柔らかく微笑む。

 蒼真はその光景を見ながら、胸の奥にひとつ確信が生まれていた。

(この人は……いずれ仲間になる。

 そして――俺のハーレムに入るタイプだな)

 そのとき、砂月が一歩前に出て、言い切った。

「この世界で一人になるのは怖すぎるわ。

 私を……仲間に入れてもらえる?」

 蒼真は微笑む。

「もちろんだ。

 砂月、これからよろしく」

「……ありがとう。

 あなたの背中、とても頼もしかったわ。

 ついていく価値、ありそうね」

 砂月の瞳は、すでに蒼真へ向けられた信頼と興味で輝いていた。

---

こうして“新人女優・砂月”は、

異世界で蒼真の二人目のヒロインとして加わった。

そして――

まだ彼女が隠している“特殊な能力”を

このとき誰も知らなかった。

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冥界焔つむぎ

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