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第2節「舞姫の力と、迫る黒影」

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/1/16 📚 シリーズ: 共感性知能アプリNestTalk(ネストーク) 📝 1,571文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

《蒼真、神殿に立つ ― 異界の剣聖は、美しき仲間と共に》

本文

# ◆ 第2章「影の騎士と白銀の舞姫」

## ――第2節「舞姫の力と、迫る黒影」――

 雪城彩香が加わり、蒼真たちの旅は四人となった。

 草原の道を歩く一行。

 彩香は周囲をきょろきょろ眺めながら、楽しそうに声を弾ませた。

「うわぁ……本当にRPGみたいですね! 草原の道とか、青空とか!」

「彩香ちゃん、テンション高いですね……」

 みのりが微笑む。

「だってこういうの、ずっと憧れてたんですよ?

 ライブの合間にゲームしてて……まさか本物の異世界で冒険できるなんて!」

「気持ちは分かるわね」

 砂月は肩をすくめる。

「新人女優って、現場はハードだけど……異世界のほうがまだ楽って感じるのが不思議だわ」

「いや、そこは現場の方が安全であってほしいけどな……」

 蒼真が苦笑すると、

「蒼真さんがいるからですよ」

「そうそう、安心感が段違い」

 さらっと言われ、蒼真は耳を赤くした。

「……お前ら、そうやって褒めても飯は奢らんぞ」

「奢れとは言ってないんですけどね〜」

 砂月がニヤリ。

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## ◆ ● 彩香の「舞姫魔法」

 草原の先、小さな丘へ差し掛かったとき。

 彩香がふと立ち止まった。

「……来ます」

 その表情が一瞬で真剣になる。

「えっ……?」

「彩香ちゃん?」

「黒い匂いが……近い。すごく、強いのが」

 蒼真もすぐに気配を読み取った。

「確かに……一体じゃない。三、いや四……いや、もっといるな」

 地面がわずかに震える。

 黒い霧が丘の向こうから湧き上がった。

 **影虫の大群。**

「くっ……またこいつら!」

 みのりが後退する。

「みのり、砂月、後ろへ下がれ!」

 蒼真が前へ出る。

 だが――彩香が蒼真の横に並んだ。

「蒼真様。わたしにも……やらせてください」

「彩香……危ないぞ」

「大丈夫です。

 “歌と舞い”は――アイドルの戦い方ですから!」

 彩香は胸の前で両手を組み、静かに息を吸い込む。

 次の瞬間――

「――《舞曲魔法・白銀のカノン》!」

 銀色の光が彩香の足元で輪を描いた。

 身体がふわりと浮き、

 白い髪が光を反射して煌めく。

 彼女が歌い始めると、

 その歌声が波動となって空気を震わせ――

「えっ……すご……!」

 みのりが呆然とつぶやく。

 砂月も目を見開いていた。

「これ……もうライブじゃない……舞台そのものよ」

 その旋律は――

 影虫の動きを“止めた”。

「アア……ガ……」

 大群は苦しむようにうめき、脚をもつれさせて崩れ落ちる。

「今です、蒼真様!」

「任せろ!」

 蒼真は蒼い閃光を生み出し、群れへ突進する。

「――蒼裂舞刃(そうれつぶじん)!!」

 蒼光が舞い踊り、影虫の群れを一掃する。

 黒い霧が吹き飛ばされ、地面が露わになった。

 彩香は歌を止め、そっと着地した。

「ふぅ……まだ慣れないけど、うまくいきました」

「彩香……すごい……」

 みのりが感動で瞳を潤ませる。

「貴女……本当にアイドルだったのね……」

 砂月も呟く。

 蒼真は剣を肩に乗せ、軽く微笑んだ。

「彩香。

 お前の力は、これから絶対に必要になる。

 仲間になってくれて、心から感謝する」

 少女の頬が赤く染まった。

「……そんなこと言われたら……好きになっちゃいますよ?」

 みのりと砂月が同時に振り返った。

「えっ」

「えっ」

「えっ(困惑)」

 蒼真だけ三重苦。

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## ◆ ● 迫る影

 そして――その様子を、遠くからひとつの影が眺めていた。

「へぇ……新しい女か。

 しかもアイドルとか……最高にいいじゃねぇか」

 風に揺れる黒いコート。

 木陰に立つのは、如月翔。

「蒼真……仲間集めを楽しんでるみてぇだなぁ?」

 鷹のような目で彩香を観察し、にやりと笑う。

「アイドルの力……面白ぇ。

 でもそれ、全部“俺のもの”になるんだよ」

 黒い霧が翔の身体を包む。

「待ってろよ、蒼真。

 そろそろ――正面から行ってやる」

 その声とともに、翔の姿は闇へ溶けて消えた。

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冥界焔つむぎ

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