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第1章‐2 霧の向こうで名を失う影

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/3/26 📚 シリーズ: 深淵の欠片 ―灯京霊子譚― 📝 429文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

弟を追って禁域〈黒霧の森〉へ踏み込んだ少女ミレイは、怪異に襲われ死の淵へ追い詰められる。 彼女を救ったのは――“深淵の影”を纏う人外のハンター、レイ。 霧は彼を避け、怪異は跪き、霊子は逆流する。 その背中は、人ではなく深淵そのもの。 それでも少女は、その背中を追う。弟を救うために。 和風スチームパンク × 霊子 × 怪異。 孤独な少女と人外のハンターが歩む、深淵の物語。

本文

そのとき、コトハがふと呟いた。

「……レイなら、あるいは」

ミレイは顔を上げた。

「レイ……?」

コトハは周囲を気にしながら声を潜めた。

「黒霧の森に現れる、謎のハンター。 人間かどうかも怪しいって噂だけど…… 深淵の皇の影を追っているらしいの」

「その人は……どこに?」

「誰も知らないわ。 ただ、霧が濃い夜にだけ姿を見せるって」

ミレイは胸の奥に小さな光が灯るのを感じた。

「……探します。その人を」

「待って! 危険よ! あなたの手持ちじゃ、霊子符も満足に買えないでしょう!」

ミレイは震える手で銀貨30枚の袋を握りしめた。

「……それでも……行かなきゃ……!」

コトハの制止を振り切り、ミレイはギルドを飛び出した。

◆

灯京の街を走り抜けながら、ミレイは必死に考えていた。

(レイ……レイ……どこにいるの……?)

霧はまだ薄く、魑魅魍魎の気配はない。

だが、夜が来ればまた霧は濃くなる。

ミレイはレンの草履を握りしめた。

(絶対に……絶対に助ける)

その決意だけが、ミレイを支えていた。

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作者について

澪凪 朔

澪凪 朔

澪凪 朔(みおなぎ さく)です。 AI小説に興味があり、アイデア、世界観をAIと対話をしながら創作に取り組んでいます。

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