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配信56回目 先輩が動いた【後編】

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/5/1 📚 シリーズ: 影森ゆらは今日も死ぬ ――死後も無理やり働かされます 📝 6,709文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

影森ゆらは今日も死ぬ ――死後も無理やり働かされます - 配信56回目 先輩が動いた【後編】

本文

こちら側に帰ってこれたはずなのに、怪異が私をほっといてくれない。

 前に会った朔夜の最悪の先輩が、今度はもっと極悪です。

 そして今回も、私はきっちり死にます。――死にたくないっ!!

――――

 私は無事帰ってこれた、はずだった。

 少なくとも足は、夜見よみよろず相談事務所まで戻ってきていた。古い雑居ビルの三階、安っぽいプレート、半分だけ切れた蛍光灯。見慣れたはずのそこへ入ったのに、気分だけがずっと、さっきの建物に置きっぱなしになっている。

 机の上には、真琴まことさんが開いた端末が三台。

 VHSの取り込み画面。古いアーカイブの静止フレーム。未整理クリップのタイムライン。さらに、その横には蒐集商会の仮保全タグを撮った画像まで並んでいて、事務所の空気はいつも以上に仕事場なのに、やってることは最悪の二文字しか浮かばない。

「……帰るって言ったよね」

 疲れすぎた私がソファに沈みながら言うと、朔夜さくやは煙草も吸わずに立ったまま、画面だけを睨にらんでいた。

「帰った。だが終わったとは言ってない」

「その違い、社会通念上はかなり終わってるからね?私女子高生だよ?」

「知るか、死ぬ方が悪い」

 知ってた。こいつならそう返す。

 真琴さんが、いちばん左の画面を拡大する。

 古い映像のフレームに、赤い点が重なる。次に別媒体の画像にも、同じ点。そして、さっき現地で撮った静止画にも、ぴたりと同じ位置に印がついた。

「建物が一致しているわけではありません」

「え」

「一致しているのは、建物ではなく……この立ち位置です」

 真琴さんが、静かな声で続ける。

「廊下の幅、奥の壁の角度、カメラの高さ、視線の抜け方。全部、ここに収束しています」

 画面の上で、赤い線が細く伸びる。

 その先は、雑居ビル区画の奥。今は使われていない搬入口脇の、小さな保全部屋だった。

「場所っていうか……立つ位置が一緒ってこと?」

「はい」

 返事が事務的だからこそ、余計に嫌だった。

「年代も媒体もバラバラです。七年前の映像、先月の未整理データ、昨日のVHS、蒐集商会の仮保全記録。それなのに、収束点しゅうそくてんだけが同じです」

 ぬいが、机の端でぶるっと震えた。

 ぬいぐるみの布の中で、本体が身を縮める気配がある。

「……やめろ。そういう重なり方は好かん」

「お前が先に嫌がると、ほんとにダメなやつなんだなって分かるから、やめて」

「実際、嫌じゃ」

 朔夜が短く息を吐いた。

「フゥ...、座標に呼ばれてる」

 それだけで、部屋の空気がまた一段冷える。

「行かない、って選択肢は?」

「ある」

「やった」

「そしたら、怪異がここへ来るだけだ」

「最悪!!」

 パン、と思わず机を叩いてしまう。

 真琴さんは視線を上げずに、さらに一枚の画像を出した。保全部屋の床。剥がれた養生テープの跡と、四角い搬送マークの一部が見えている。

「この床ですが、古い図面と重ねると、昔はリフト開口部でした」

「今は?」

「塞がれている、はずです」

「そこで濁にごすな!」

「映像の中では、まだ開いています」

 それが答えだった。

 私は顔を覆おおった。

 帰ったはずなのに、帰ってきた気がしなかった理由が、今やっとはっきりした。場所のほうが解決していないのだ。あっちは、まだ続きをやる気でいる。

「……行くしかないの?」

 朔夜は少しだけ黙った。

 その沈黙が、答えより嫌だった。

「俺一人で行ってもいい」

「じゃあそうして」

「その場合、お前はここで待機だ」

「行く」

「即答かよ」

「待機って言った今の顔がいちばん信用できなかった」

 朔夜の眉がわずかに動く。笑ったわけじゃない。でも、ほんの少しだけ、いつもの嫌な顔に戻った。

「影森かげもり」

「なに」

「今度は勝手に踏み込むな」

「毎回そればっかだけどさぁ」

「先に言ってくんない!?」

 その十五分後、私たちはまた同じ区画へ戻っていた。

―――――

 夜の街は、大通り側だけがきれいだ。

 一本裏へ入ると、再開発から取り残された建物の古さが急にむき出しになる。高架の唸り、古い看板、閉じたシャッター、剥がれかけたテナント案内。その全部の隙間に、昼間には見えない時間の澱よどみが溜まっている。

 問題の区画は、その中でもさらに奥まった位置にあった。

 使われていない搬入口の横、鍵の壊れた小さな扉。

 前はただの物置にしか見えなかったのに、今見ると、そこだけが妙に「入口」に見える。入るな、じゃない。むしろ逆だ。ここが入口だ、と言っている。

「うわ。入口からもう入りたくない雰囲気出てるんだけど」

「じゃあ帰るか?」

「帰るくらいなら来てない!」

 朔夜が無言で扉を押す。

 蝶番ちょうつがいが、ギ、ギ、ギと乾いた音を立て、内側に開いてゆく。

 中に入ってみると、内部は狭かった。六畳あるかないか。

 床には古い立ち位置マークみたいな白線が残り、壁には剥がれたラベル跡。天井からは切れた配線。隅には壊れたモニター台。管理番号の削られた棚板。誰かがここで何度も、同じ向きで、同じものを見ていた――そんな痕跡こんせきだけが、執拗しつようなくらい残っていた。

 しかも、その全部が微妙に私たちのほうを向いている。

「……きっしょ」

 ぬいが胸元で小さく唸る。

「ここ、記録が擦れすぎとる。残り方がよくない」

「お前の感想、毎回ちょっとキモイ寄りで嫌なんだよな」

 その瞬間だった。

 部屋の奥、照明の届かない暗がりから、笑ったような声が落ちた。

「そんな顔すんなよ。俺だよ俺」

 喉の奥がきゅっと縮む。

「……うわ」

 出た。

 条件反射で、その感想しか出なかった。

 暗がりから一歩、男が出てくる。

 前に一度会っている。嫌な軽さと、妙に馴れ馴れしい声と、こっちの神経を逆なでする笑い方だけで、十分すぎるくらい思い出せた。

 夜刀やと。

「久しぶり、ってほどでもないか。元気そうで何より」

「最悪のタイミングで最悪のやつがいる」

「褒め言葉として受け取っとく」

 朔夜の空気が、一気に硬くなった。

「お前、何してる」

「何って、待ってたんだよ。来ると思ってたし」

「待たせるのが好きなんだろ、お前は」

「朔夜君ほどじゃない」

 夜刀は肩をすくめた。

 軽い。軽いのに、部屋の空気の重さだけが、こいつの周りで増している。前に会ったときより、ずっと近い場所で本気を出している感じがして、それが嫌だった。

「ねぇ、蒐集商会と組んだの?」

 私が聞くと、夜刀は笑う。

「組んでない。力を借りただけ」

「何の?」

「記録。タグ。残り方の一覧。あいつら、拾ったもんに番号つけるの好きだろ」

 床の隅に落ちていた仮保全タグが、靴先に触れて鳴る。

 薄い金属音だった。

「お前らは壊す。あいつらは拾う。俺は使う。それだけ」

「最低の分業制だな」

「せめて効率的って言ってくれよ」

 朔夜が私の一歩前に出る。

「お前、影森を何に使う気だ」

「だから、欲しいのはその子じゃない」

 夜刀の声が、そこで初めて少しだけトーンダウンした。

「届くんだよ、この子なら」

「……何に」

「向こう側の、もっと深いとこまで。しかも、戻ってこれる」

 胃の底が冷たくなる。

 その言い方は、私を人間じゃなくて、単なる道具みたいに見ている声だった。

「一回目で壊れなかった。二回目でも戻った。落ちても、切られても、まだ繋がる。そういうものは貴重なんだよ」

「お前の都合で“貴重”にすんな!」

「怒るとこそこ? もっと普通は、自分が道具扱いされてることに怒るんじゃない?」

「今、それもまとめて怒ってるんだよ!」

 夜刀はくすっと笑って、でも目だけは全然笑っていなかった。

「俺は失った」

 その一言で、部屋の温度がまた変わる。

「だから分かる。届いて、戻れて、向こうに気に入られるやつが、どこまで使えるか」

 朔夜の声が低く落ちた。

「もう黙れ」

「黙らないよ。お前も薄々分かってるんだろ?」

 夜刀は、私を見ずに朔夜を見る。

「送るたびに深くなる。近づけるたびに向こうが覚える。――それでも使ってる」

 胸の奥が、ヒヤっとした。

 使ってる。

 その言い方を、否定できない空気が最悪だった。

「違うの?」

 思わず聞いてしまう。

 朔夜は一瞬だけ、私のほうを見た。でも返事をする前に、真琴さんの声がイヤホン越しに飛んだ。

『床のマーキング、開口部の旧位置と一致しました。朔夜さん、そこです』

 夜刀が、ゆっくり床を指す。

「ほら。見えてんだろ、影森」

 白線の残る位置。

 部屋の中央より少し奥。古い搬送マークの角だけが残った場所。

 嫌だった。嫌だったのに、そこだけが妙にくっきり見える。今の床の上に、昔の床が薄く重なっている感じがした。塞がっているはずなのに、下へ抜ける気配だけが残っている。

「影森、動くな」

 朔夜が言う。

 でもそのときにはもう、私は半歩ぶんだけ身を乗り出していた。見えたからだ。見えてしまったから、確かめたくなった。

 夜刀が笑う。

「そう、それだよ」

 床が、消えた。

「……え」

 今は塞がっているはずのそこだけが、昔の構造に上書きされたみたいに、すとんと抜ける。支えるものがなくなる。視界が傾く。息が詰まる。

「影森!」

 朔夜の声。

 腕を掴まれそうになって、でも指先が少し届かない。

 落ちる。

 短い。短いのに、やけに長かった。

 部屋の天井、夜刀の顔、朔夜の伸ばした手、胸元で逆立つぬいの耳、その全部が上へ遠ざかる。下には暗い開口部。次の瞬間、後頭部に硬い角がぶつかった。

 ぐしゃ、という、嫌な音がした。

 痛みは一瞬だけ遅れてきた。

 熱い。眩まぶしい。息が入らない。視界の端に血が広がる。ああ、これ、知ってる。だめなやつだ。この痛みに慣れている自分が怖い――。

「――っ、さく……」

 最後まで、呼べなかった。

 そこで世界が途切れた。

―――――

 次に気づいたとき、私はどこにも落ちていなかった。

 落ちていたはずなのに、身体はどこにも叩きつけられていない。

 白い。とにかく白い。上も下も分からない細長い空間の中へ、静かに浮いているみたいだった。縦穴の底というより、落下という概念だけを引き伸ばして固めた場所。そんな感じだ。

「……あー、はい。死んだ。また死にましたよーっと」

 言葉にすると、やけにすんなりした。

 慣れたくないのに、こういう確認だけは手際がよくなってきている自分が嫌だ。

 白い壁面みたいなものに、古い傷がいくつも走っていた。

 爪で引っ掻いたような跡。誰かが途中で手をついたような痕。落ちたというより、通った気配。

「また、ここから落ちたの」

 声がした。

 振り向くと、玻璃はりがいた。

 いつも通り静かで、あまりにも静かすぎて、白い空間のほうが彼女の形に合わせて整っているように見える。

「“また”って何。私これ初めてだよ」

「あなたはね」

 玻璃は少しだけ首をかしげた。

「前にも、似た子がいた」

 心臓が、死んでるはずなのに変なふうに縮む。ないはずなのに、感覚では確かにそう感じたのだ。

「……似た子?」

「落ち方も、戻り方も、少しだけ」

 玻璃はそれ以上を言わない。

 でも、その言い方だけで十分だった。ここは初めての落下場所じゃない。私みたいに、ここを通った誰かが前にいたのだ。

「その子、今どうなってるの」

 聞いた瞬間、玻璃は私じゃなくて、もっと奥を見るみたいな目をした。

「あなたは、まだ名前を知らないだけ」

「それ答えになってない」

「うん」

「うん、じゃない」

 軽く返されたのに、笑えなかった。

―――――

 白い空間の奥で、紙をめくるような乾いた音がした。

 振り向くと、鬼灯ほおずきなゆが立っている。白い帳面、薄いコート、温度のない顔。見慣れた死後側の記帳官なのに、今日だけは距離が少し遠く見えた。

「今回は深く落ちています」

「毎回さらっと嫌なこと言うなあ」

「事実ですので」

 なゆは帳面へ視線を落とす。

 書く。止まる。書かない。そんな迷いの一瞬が、今だけははっきり分かった。

「今回も、戻せます」

「よかった」

「ただし、余白は――削れています」

「やっぱり......」

 なゆは私を見た。

 静かな目だ。でも、その奥にほんの少しだけ、困ったような色があった。

「何度も伝えていますが……書かない不正にも、限度があります」

 それだけ言って、帳面を閉じる。

 白い空間の輪郭りんかくが、急に遠ざかり始めた。

 玻璃の姿も薄くなる。

「あ、玻璃!ちょっと待って。似た子って誰なの――!」

 叫ぶ。

 玻璃は消える直前、ほんの少しだけ笑った気がした。

「戻ったら、また聞いて」

 その言葉と一緒に、白が裏返る。

―――――

 息が肺に叩き込まれる。

「っ、が……!」

 ベシャっと咳き込んで、血の味と埃ほこりの味を一気に吐いた。

 戻った。だが痛い。頭の後ろが焼けるみたいに痛い。視界は滲にじむし、耳鳴りもひどい。でも、その全部が現実の重さだった。

「ぁ……いた、っ……!」

 床に転がったまま呻うめく私の上で、札の焦げる匂いがした。

 朔夜の手元で、紙幣と護符が白い粒子に変わって散っている。スマホの画面には、見たくもない数字の減少。蘇生コストが、また現実の顔で燃えていた。

「動くな」

「もう動けない……!」

「ならそのままで転がってろ」

「優しさが雑だな!!」

 起き上がろうとして、失敗する。

 頭が回る。床の感触がまだ少しずれている。さっき死んだ場所と、今の場所の境目が、完全には戻りきっていない感じがした。

 夜刀は少し離れた位置で、その様子を見ていた。

 助けるでもなく、驚くでもなく、ただ確認するみたいに。

「ほらな。やっぱり戻る」

「お前……!」

 朔夜が睨にらみつけると、夜刀は肩をすくめる。

「俺は落としてない。呼ばれた場所に立たせただけだ」

「最低な言い訳やめて!」私が叫ぶ。

「事実だよ」

 朔夜の声が、低く落ちた。

「二度と影森に触れるな......!」

 今までと少し違う声だった。

 冷たいだけじゃない。怒っている。しかも、いつもみたいな仕事用の怒りじゃなくて、かなり私情寄りのやつ。私のために、怒ってくれている?

 夜刀が、ほんの少しだけ目を細める。

「触れない。でもまた来るよ」

「じゃあ次は止めてみせる」

「止めてみろよ、できるならね」

 夜刀は笑った。

 「また来る」その一言が、妙にべたついて残る。

 夜刀は踵きびすを返す。

 部屋の奥の暗がりへ戻りながら、振り返りもせずに言った。

「彼女が“帰りたい”って言い出すのは、これからだから」

 それだけ残して、気配が薄くなる。

 空気の重さだけが少し遅れて抜けた。

 私は頭を押さえたまま、朔夜を見る。

「……何を」

「後で話す」

「今して」

「無理だ」

「なんで」

「今のお前に聞かせるには、情報量が多い」

「説明の拒否理由として意味不明だわ……」

 言い返したのに、朔夜は珍しくそれ以上何も返さなかった。

 ただ床の旧マークを睨んだまま、スマホを握る手だけが少し強くなっている。

 ぬいが、私の肩へよじのぼって小さく唸る。

「……やはり好かれとるぞ、おぬし」

「嬉しくない情報を蘇生直後に言うな、滅入るわ!」

「わしはだいぶ本気で嫌じゃ」

「じゃあ私の代わりに一回死んでくれない?」

「断る」

「使えねえぬいぐるみだわ……」

 なんとか立ち上がって、壁に手をつく。

 頭は痛い。気分も悪い。しかも借金は多分、いや確実に増えた。。でも、それ以上に嫌だったのは、夜刀が最後に言った言葉が、変に胸の奥へ残っていることだった。

 帰りたい。――どこへ?

 家へか。日常へか。落ちる前の私へか。あるいは、もっと別の。

 事務所へ戻ったのは、深夜をだいぶ回ってからだった。

 ソファへ倒れ込み、気を失うみたいに目を閉じて、次に起きたのはスマホの震動のせいだった。

 時刻は三時すぎ。

 通知はない。レインも来ていない。画面を開いて、私は止まった。

 メモアプリが、勝手に立ち上がっていた。

 白い画面に、短い一文だけが残っている。

 **あそこ、少しだけ落ち着いた**

「……は?」

 打った覚えは、ない。

 なのに、その言葉だけが、妙にしっくり読めてしまう自分がいた。

 私は反射的に画面を閉じた。

 閉じたのに、指先の冷たさだけが、いつまでも消えなかった。

---

 ここまで読んでくださってありがとうございます。

 配信56回目は、夜刀の再介入と、情報が“同じ場所”へ収束していく後編でした。

 そして死後側では、玻璃がまた少しだけ、前例の気配を匂わせています。

 今回の登場人物メモです。

・影森かげもりゆら

 見えたせいで、また踏み込んで、また死んだ女子高生。きっちり最悪。借金はもちろん増えてます。

・夜見よみ朔夜さくや

 今回も蘇生をきっちりこなしたが、珍しく怒りが仕事用では済んでいない怪異相談屋。

・夜刀やと

 前に出てきた最悪の先輩。軽いのに本気で嫌な方向へ踏み込んできた。謎も多い。

・玻璃はり

 死後側の静かな案内人。知っていることを全部は言わない。そこがいちばん怖い。

・鬼灯ほおずきなゆ

 記帳官。今回も「(余白が)削れている」と明言し、余白の限界が近いことを示した。

・ぬい

 嫌がるときだけ本気で頼りになるのか、ただ自分が怖いだけなのか、まだ微妙。

 次は、夜刀の言葉と、ゆらの端末に残った一文の意味がじわじわ効いてくる回になります。

 少しでも続きが気になったら、ブックマーク・評価・感想などいただけると励みになります。

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作者について

勇者ヨシ君

勇者ヨシ君

愛知県安城市で「ギルド酒場るすと」というゲームバーをやりながら、小説を書いています。 レトロゲーム、ボードゲーム、シーシャ、酒場の空気感が好きです。 異世界×ゲーム×酒場の作品や、 ホラー×...

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