風、凪ぐ頃7
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あらすじ
学科は満点、実技が苦手 そんな悩みが卒業試験で露呈、不合格になってしまった凪 補習過程に移行した彼に待っているのは…… アマツを母とする戦後170年の物語。
本文
第三十話 受け継ぐもの
十月。
沖縄本島北部。
朝。
空は高く澄み渡り、吹き抜ける風にも夏の名残はほとんど感じられなくなっていた。
教育隊のグラウンドには、全課程の隊員が整列している。
今日は訓練ではない。
教育隊創立記念日。
年に一度、歴代隊員たちへ敬意を表する日だった。
◇
壇上へ教官が立つ。
「本日。」
「教育隊創立記念式典を実施する。」
「教育隊は創設以来、多くの隊員を送り出してきた。」
「ここで学んだ者は、それぞれの場所で人々を支えている。」
「諸君も、その一人となる。」
静かな拍手が広がる。
◇
式典終了後。
隊員たちは資料館へ向かった。
一般公開されていない展示室。
教育隊の歴史が収められた場所だった。
壁一面に歴代卒業生の写真が並ぶ。
古い制服。
訓練日誌。
部隊旗。
整備工具。
一つひとつが、大切に保存されている。
「こちらは。」
アマツが静かに説明を始めた。
「教育隊創設当時の記録です。」
隊員たちは自然と足を止める。
「時代は変わりました。」
「装備も。」
「技術も。」
「教育内容も。」
「ですが。」
「人を育てるという目的だけは、今も変わっていません。」
凪は展示ケースの中の古い名簿を見る。
そこには、何百人もの名前が記されていた。
知らない人ばかりだった。
それでも、その誰もが、この場所で学んで巣立っていった。
◇
展示室の奥。
一枚の写真の前で凪は立ち止まる。
若い頃のアマツ。
まだ館長ではなく、教育隊教官として写っている。
白銀の長い髪。
今と変わらない穏やかな笑顔。
その周りには、多くの若い隊員たちが並んでいた。
「母さん。」
「はい。」
「この方たちは。」
「私の教え子です。」
アマツは写真を優しく見つめる。
「今では各地で勤務しています。」
「司令官になった人。」
「整備主任になった人。」
「研究者になった人。」
「退役して家族と暮らしている人。」
「皆、それぞれの人生を歩んでいます。」
凪は静かに頷いた。
「母さんは。」
「ずっと見送ってきたのですね。」
「ええ。」
「それが教師の仕事ですから。」
◇
午後。
教育隊へ戻る途中。
陽菜が空を見上げた。
「卒業したら。」
「みんな別々の部隊かな。」
拓真が笑う。
「希望どおりになるとは限らない。」
「でも。」
「どこへ行っても外縁だ。」
美琴も頷く。
「また会えるよ。」
三人は自然と凪を見る。
「凪は?」
凪は少し考えた。
「まだ分かりません。」
「ですが。」
「どこへ配属されても。」
「今日見たことは忘れないと思います。」
◇
夕方。
資料館。
閉館後。
凪は展示室をもう一度歩いていた。
歴史は、本の中だけにあるものではない。
人から人へ。
教官から隊員へ。
そしてまた次の世代へ。
静かに受け継がれていくものだった。
アマツが後ろから声を掛ける。
「凪さん。」
「はい。」
「いつか。」
「この資料館には、あなたの写真も飾られるかもしれません。」
凪は少し驚いたように振り返る。
「私の……ですか。」
「ええ。」
「誰かに受け継がれる人生を歩めたなら。」
「それは、とても素敵なことです。」
凪はもう一度、歴代隊員たちの写真へ目を向けた。
まだ、その中に自分はいない。
けれど。
今日という日もまた、その一枚へ続く道の途中なのだろう。
窓から差し込む十月の柔らかな夕日が、展示室を静かに黄金色へ染めていた。
ーーー
第三十一話 当番士官
十月。
教育隊。
午前。
朝礼を終えた隊員たちへ、教官が一枚の勤務表を掲げた。
「本日より。」
「教育隊当番士官補佐を任命する。」
隊員たちが小さくざわめく。
当番士官。
教育隊の日常運営を補佐する役目であり、点呼、施設確認、連絡伝達などを担当する。
現場での指揮能力を養うための実習でもあった。
教官が勤務表へ視線を落とす。
「本日の補佐。」
「凪。」
「はい。」
凪は一歩前へ出て敬礼した。
「本日一日、当番士官補佐を命ずる。」
「了解しました。」
◇
最初の仕事は施設巡回だった。
通信室。
医務室。
装備倉庫。
訓練場。
各部署を回り、異常がないか確認していく。
「通信室、異常ありません。」
「医務室、異常ありません。」
一つひとつ報告を端末へ入力する。
◇
装備倉庫。
整備員が工具箱を閉じながら声を掛けた。
「当番か。」
「はい。」
「初めてです。」
整備員は笑った。
「肩の力を抜け。」
「困ったら聞けばいい。」
「全部一人でやる仕事じゃない。」
「ありがとうございます。」
凪は小さく頭を下げた。
◇
午前十時過ぎ。
無線が入る。
『当番士官補佐。』
『第一訓練場のプロジェクターが起動しません。』
「了解しました。」
凪は現場へ向かう。
教室では座学が始められず、教官が端末を確認していた。
「状況は。」
「電源は入る。」
「映像だけ出ない。」
凪は配線を確認する。
映像ケーブルが途中で少し緩んでいた。
固定具を締め直す。
画面が映る。
立体地図が教室いっぱいに広がった。
「復旧しました。」
教官が頷く。
「助かった。」
「ありがとう。」
◇
昼休み。
食堂。
陽菜が笑いながら向かいへ座る。
「今日は忙しそう。」
「はい。」
「思っていた以上でした。」
拓真も頷く。
「でも。」
「ちゃんと回ってた。」
「そう見えましたか。」
「うん。」
美琴も微笑む。
「前なら全部自分で抱え込んでたと思う。」
「今日は整備員さんにも相談してた。」
凪は少し考える。
「皆さんが。」
「相談してくださいと言ってくれました。」
陽菜は笑顔で言う。
「それが仲間だよ。」
◇
午後。
巡回を終えた凪は、教育隊本部へ戻る。
教官が報告書を受け取る。
一枚ずつ目を通す。
誤字はない。
記録漏れもない。
報告時刻も正確だった。
教官は静かに書類を閉じる。
「ご苦労だった。」
「ありがとうございます。」
「一つだけ。」
「はい。」
「今日は何人と話した。」
凪は記憶を辿る。
「整備員の方。」
「通信室。」
「医務室。」
「教官。」
「新人隊員。」
「五十名ほどです。」
教官は小さく笑った。
「前なら。」
「必要最低限しか話さなかった。」
「……。」
「変わったな。」
凪は返事をしなかった。
だが、その沈黙は否定ではなかった。
◇
夕方。
資料館。
閉館後。
凪は今日の勤務記録を見返していた。
報告書には多くの名前が並んでいる。
整備員。
医官。
通信員。
教官。
新人隊員。
一日で、これほど多くの人と関わったのは初めてだった。
アマツが温かい紅茶を机へ置く。
「お疲れさまでした。」
「ありがとうございます。」
凪はカップを両手で包む。
「母さん。」
「はい。」
「今日は。」
「誰かに教えることも。」
「誰かへ相談することもありました。」
アマツは静かに頷く。
「良い一日でしたね。」
「はい。」
凪は窓の外を見る。
夕暮れの教育隊では、今日も訓練を終えた隊員たちが笑いながら宿舎へ戻っていた。
少し前まで、その輪の外から眺めていた景色。
今は、その中を自然に歩いている自分がいる。
十月の風は穏やかだった。
季節は少しずつ冬へ向かう。
そして凪もまた、一歩ずつ、一人の隊員へ近づいていた。
ーーー
第三十二話 新しい任務
十月。
教育隊。
朝礼。
教官が一枚の辞令を手に壇上へ立った。
「凪。」
「前へ。」
「はい。」
凪は静かに一歩前へ出る。
教官は辞令を読み上げた。
「教育隊補習課程所属、凪。」
「本日付で。」
「第七戦隊実地研修を命ずる。」
教室がざわつく。
一か月に及ぶ長期実習。
教育隊でも成績上位者しか選ばれない課程だった。
凪は敬礼する。
「了解しました。」
◇
朝礼後。
陽菜が真っ先に駆け寄る。
「すごい!」
「実習じゃん!」
拓真も笑う。
「期待されてるな。」
美琴は少し寂しそうに笑った。
「一か月かぁ。」
「静かになりそう。」
凪は三人を見回す。
「ありがとうございます。」
「頑張ってきます。」
◇
昼。
資料館。
凪はアマツへ辞令を見せる。
「母さん。」
「実地研修が決まりました。」
アマツは辞令を受け取り、静かに目を通した。
そして、穏やかに微笑む。
「とうとう、この日が来ましたね。」
「はい。」
「少しだけ。」
「緊張しています。」
「当然です。」
アマツは辞令を返す。
「ですが。」
「帰ってきた時には。」
「今より少しだけ、大人になっていますよ。」
◇
翌週。
外縁独立機動部隊飛行場。
大型輸送機の前には、実習生が十名並んでいた。
それぞれ大きな背嚢を背負っている。
教官が最後の訓示を行う。
「教育隊では。」
「失敗しても教官が助ける。」
「だが。」
「現場では違う。」
「一つの判断が、人命を左右する。」
隊員たちの表情が引き締まる。
「学んでこい。」
「そして。」
「必ず帰ってこい。」
「了解!」
◇
輸送機が離陸する。
窓の外で教育隊の建物が少しずつ遠ざかっていく。
凪は静かにその景色を見つめていた。
半年間。
毎日歩いた道。
毎朝聞いたラッパ。
仲間たちと笑った食堂。
アマツが待つ資料館。
そのすべてが、小さくなっていく。
◇
その頃。
資料館。
閉館準備を終えたアマツは、いつものように玄関の鍵を閉めた。
振り返る。
「……。」
今日は。
「ただいま帰りました。」
という声が聞こえない。
少しだけ静かになった館内で、アマツは一輪の花へ水をやる。
「行ってらっしゃい。」
誰もいない展示室へ向けて、小さく微笑んだ。
◇
輸送機は雲を抜ける。
水平線の向こう。
海の上に、巨大な人工島が姿を現した。
第七戦隊。
凪の、本当の実習が始まろうとしていた。
ーーー
第三十三話 新しい海
十月。
第七戦隊メガフロート基地。
大型輸送機がゆっくりと着陸する。
窓の外には、果てしなく青い海が広がっていた。
凪は静かにシートベルトを外す。
教官の姿はもうない。
教育隊の同期もいない。
この輸送機に乗っているのは、凪ただ一人だった。
「実習員、降機してください。」
乗員の声が響く。
「了解しました。」
◇
タラップを降りる。
潮の香りを含んだ風が制服を揺らした。
空は高く、どこまでも青い。
海の上に造られた巨大な都市。
第七戦隊メガフロート基地。
飛行甲板では《ハヤテ》が整備され、港には補給艦が接岸している。
教育隊とは、まるで空気が違っていた。
誰も急がない。
だが、誰一人として立ち止まってもいない。
◇
「教育隊から来た実習員ですね。」
声を掛けられる。
振り向くと、一人の女性士官が立っていた。
紺色の勤務服。
肩には少尉の階級章。
年齢は二十代後半ほど。
落ち着いた笑みを浮かべている。
「私は第七戦隊教育担当士官、結城です。」
「本日から一か月、あなたを担当します。」
凪は敬礼した。
「教育隊補習課程所属、凪です。」
「よろしくお願いいたします。」
「こちらこそ。」
結城は柔らかく微笑んだ。
「話は聞いています。」
「教育隊でも珍しい実習生だそうですね。」
「……。」
凪は少しだけ困ったように笑う。
「まだ未熟です。」
「その言葉が出るなら十分です。」
◇
二人は基地内を歩き始める。
司令棟。
医療棟。
整備区画。
居住区。
食堂。
どこも教育隊より大きい。
「ここが実習員宿舎です。」
個室だった。
決して広くはない。
机。
ベッド。
収納棚。
窓の向こうには海が見える。
「今日から、ここがあなたの部屋です。」
「ありがとうございます。」
荷物を下ろす。
半年間、毎日見ていた資料館の部屋とはまるで違う。
静かだった。
◇
「一時間後に司令部へ来てください。」
「隊長へ紹介します。」
「了解しました。」
結城が部屋を出る。
扉が閉まる。
部屋には凪だけが残った。
静かだった。
いつもなら。
この時間には資料館でアマツがお茶を淹れている頃だ。
「……。」
凪は窓を開ける。
潮風が部屋へ流れ込む。
遠くでは《ハヤテ》が一機、ゆっくりと飛び立っていった。
◇
午後。
第七戦隊司令部。
部屋の中央には大型の戦域モニターが設置されている。
数名の士官が忙しく端末を操作していた。
「実習員をお連れしました。」
結城が報告する。
デスクから一人の男性士官が立ち上がった。
四十代半ば。
日に焼けた肌。
穏やかな表情をしている。
「ようこそ、第七戦隊へ。」
彼は凪の敬礼を受け、ゆっくりと敬礼を返した。
「私は第七戦隊司令、黒瀬だ。」
「一か月という短い期間だが。」
「ここでは一人の隊員として扱う。」
「教育隊の実習生だからと遠慮はしない。」
「はい。」
「その代わり。」
黒瀬は少し笑った。
「困ったことがあれば、遠慮なく頼れ。」
「ここはそういう部隊だからな。」
その言葉に、凪は自然と肩の力が抜けた。
「ありがとうございます。」
◇
夕方。
宿舎へ戻る。
荷物を整理し終えた頃、一台の端末が鳴った。
画面には一件の着信。
資料館
凪はすぐに通信を繋ぐ。
画面に映ったのは、アマツだった。
「こんばんは。」
「こんばんは、母さん。」
「新しい部屋はいかがですか。」
凪は窓の外を見る。
夕日に染まる海。
その向こうを一隻の補給艦がゆっくりと進んでいる。
「少し静かです。」
その言葉に、アマツは優しく微笑んだ。
「その静けさも。」
「きっと、すぐに賑やかになりますよ。」
凪も小さく微笑み返した。
「はい。」
「明日から、本当の実習が始まります。」
通信が終わる。
部屋は再び静かになった。
しかし、不思議と寂しさはなかった。
窓の外では、第七戦隊の夜勤隊員たちが、それぞれの持ち場へ向かって歩いていた。
その姿を見ながら、凪はゆっくりと制服を整える。
ここは教育隊ではない。
今日から、自分もこの海上都市を支える一人になるのだ。
ーーー
第三十四話 初めての現場
十月。
第七戦隊メガフロート基地。
午前六時。
宿舎の窓から差し込む朝日で、凪は目を覚ました。
海は穏やかだった。
港では補給艦が荷役を始め、飛行甲板では整備員たちが《ハヤテ》の点検を進めている。
教育隊とは違う朝。
基地そのものが、二十四時間動き続けていた。
◇
午前七時。
飛行隊作戦室。
大型モニターには沖縄周辺海域が表示されている。
第七戦隊司令・黒瀬が全員を見渡した。
「本日の任務は定期哨戒。」
「加えて、離島への医療物資輸送を行う。」
画面が切り替わる。
小さな離島。
診療所。
補給予定の医療コンテナ。
「実習員。」
黒瀬が凪を見る。
「はい。」
「今日は第三小隊へ同行しろ。」
「通信支援担当だ。」
「了解しました。」
◇
格納庫。
一機の《ハヤテ》が整備区画中央に立っていた。
二十年前に実戦配備された多目的支援機。
外装には細かな補修跡が残る。
それでも人工筋肉の駆動音は静かで、機体は美しく整備されていた。
「実習員。」
搭乗員の女性が手を振る。
短い黒髪。
三十歳前後。
落ち着いた笑顔。
「私は第三小隊長、篠原。」
「今日はよろしく。」
「よろしくお願いいたします。」
「緊張してる?」
「少しだけ。」
篠原は笑った。
「それくらいがちょうどいい。」
◇
機体前。
整備員が最終確認を行う。
「人工筋肉、異常なし。」
「生体同期装置、正常。」
「推進器、正常。」
「通信系統、正常。」
篠原がヘルメットを装着する。
「じゃあ、乗ろう。」
凪も後席へ乗り込んだ。
シートへ身体を預ける。
ハーネス固定。
端子接続。
視界の前に半透明の表示が浮かび上がる。
『生体認証、確認。』
『脳波同期開始。』
『人工筋肉リンク、正常。』
『全系統、待機状態。』
凪は静かに深呼吸した。
教育隊の訓練とは違う。
今日、この機体は本当に任務へ向かう。
◇
篠原が起動スイッチへ手を添える。
「《ハヤテ》三〇七号機。」
「起動。」
低く響く駆動音。
機体内部を人工筋肉がゆっくり収縮していく。
『主電源、接続。』
『人工循環系、起動。』
『生体演算装置、正常。』
『全身人工筋肉、同期開始。』
足先。
腕部。
胸部。
首。
全身へ力が巡るように機体が目覚めていく。
『思考制御モード移行。』
操縦桿はない。
二十年前の近代化改修により、《神威》も《ハヤテ》も脳波同期による完全思考制御へ移行していた。
篠原が静かに呟く。
「行こう。」
『全系統起動完了。』
『発進可能。』
《ハヤテ》がゆっくりと立ち上がる。
◇
飛行甲板。
管制官が腕を振る。
「第三小隊。」
「発進を許可する。」
『了解。』
背部推進器が展開。
青白い噴流が甲板を照らす。
一歩。
二歩。
《ハヤテ》は滑走位置へ進む。
「凪。」
「はい。」
「通信は任せた。」
「了解しました。」
凪の視界いっぱいに戦域情報が展開される。
味方機。
輸送艦。
航路。
気象情報。
すべてが一つの画面へ統合されていた。
『発進。』
推進器が唸る。
次の瞬間。
《ハヤテ》は海へ向かって力強く飛び立った。
◇
眼下に広がる青い海。
白い波頭。
大小の島々。
教育隊では見ることのできなかった景色が、どこまでも続いている。
凪は通信網を監視しながら、小さく息をついた。
「……きれいです。」
篠原が少し笑う。
「初めて見る景色?」
「はい。」
「でもね。」
篠原は前方を見据えたまま答える。
「私たちは観光に来たわけじゃない。」
「この景色を守るために飛ぶ。」
「忘れないで。」
「はい。」
凪は静かに頷いた。
《ハヤテ》は朝日に照らされながら、離島へ向けて真っ直ぐ飛び続ける。
その翼の先には、凪がまだ知らない現場と、新たな経験が待っていた。
作品統計
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