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小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/9/12 📚 シリーズ: 鬼の里の白妙雛 📝 610文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

私は、鬼の里へすてられた…。

本文

 バシャーン!! 「ヒナッ!!」俺は勢いよく障子戸を開け放ち、息を荒くして居間へと踏み込んだ。

濡れた髪からポタポタと水滴が床に落ちるのも構わず、部屋の中を見回す。 そこには、俺の心配していた通り、囲炉裏の傍で小さく膝を抱えて、今にも消えてしまいそうにシュンと丸まっているヒナの姿があった。

山盛りの肉には一口もつけないまま、白い髪の隙間から、不安げな赤い瞳がじっと俺を見上げている。

  (あぁ、クソ! やっぱり俺が急に飛び出したから、また捨てられたと思ったんじゃねえか!) 胸の奥がギリッと痛んだ。 人間の村で檻に閉じ込められて、一人ぼっちで生の野菜をかじってたっていうあいつを、またこんな広い部屋で一人ぼっちにしちまった。

俺は自分の不甲斐なさに内心で悪態をつきながら、大きな足音を立てないようにゆっくりとあいつの前に歩み寄った。

  「……わりぃ。置いてったわけじゃねえんだ」

俺はドカッとヒナの前にしゃがみ込むと、頭をボリボリと掻いた。まだ顔は熱いし、あいつの顔をまともに見ると心臓がうるせえけれど、今はそんなこと言ってる場合じゃねえ。

  「ほら、見ろ。ただの、頭を冷やしてきた水だ。お前を喰うためのお湯を沸かしてきたわけじゃねえから、安心しろよ」 自分の濡れた髪をわざと指で弾いて、水しぶきをパシャッと飛ばしてみせる。少しでもあいつの不安を吹き飛ばしたくて、俺は精一杯のぶっきらぼうな笑顔を作って、ヒナの顔を覗き込んだ。

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作者について

みまち

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紅茶、珈琲、レモンが好き。【私がニヤニヤする物を置いております】

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