❲ 狐の義兄 4 ❳
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
好きを詰め込みました。ただ、自分の好きを置いた作品集です。
本文
私のひとことに、トロンとした顔のお兄ちゃん。
「いいよ、邪魔でいい! 鬱陶しくて大等々! でもね、いくら冷たくされても、お兄ちゃんは君を温めるのをやめないからね! 君からすっごく優しくてあったかい、生き物、特に俺たち妖を惹きつけてやまない極上の 『愛されオーラ』 が出てるんだ。」と、ほぅっとした表情で言ってきた。
(やめて…)固まった顔で私はお兄ちゃんを睨みつける。
「うんうん。ホント犬猫は見る目があるなぁ! でもこれからは、そのうっとうしい枠のセンターは俺がもらうからね!」 もはや包み込まれすぎて、視界の9割が白い毛並みで埋まっていく。
(鬱陶しい。鬱陶しい。鬱陶しい…お兄ちゃんなんて…)と私は心の中で唱える。だって…そう思ってないと…。
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