❲ 狐の義兄 6 ❳

小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品

📅 公開日: 2026/9/17 📚 シリーズ: まどろみの羽音 📝 509文字 🤖 AI創作支援作品 ✅ 全年齢

あらすじ

好きを詰め込みました。ただ、自分の好きを置いた作品集です。

本文

このポジティブの化け物には、これ以上何を言っても無駄だ。私はお兄ちゃんの胸元を力一杯押し返し、ふさふさの毛並みから強引に顔を出すと、2階の部屋のドアに向かって思いきり大声を張り上げた。

(これ以上はムリ!!!)

  「――涼子さあああーーん!! お兄ちゃんが邪魔ー!!」 お兄ちゃんの実の母親を名前で叫んだ私は、階段を駆け下り、1階のキッチンへと一瞬で届いた。

  「あらあら、大変! 待っててねー!!私の可愛い宝物ーーっ!」 ドン、と1階から爆発するような足音が響く。

次の瞬間、凄まじい速度で階段を駆け上がってくる気配がして、部屋のドアが勢いよく弾け飛ぶように開いた。

  「わが息子ながら、なんて事しているの!?私の宝物でも年若い娘なんですからね! めっ! 可愛い可愛い愛娘をそんなに毛むくじゃらにして!一体どこの不届き狐かしら?」

現れたのは、エプロン姿の美しいお母さん、涼子さんだ。 彼女の背後からは、お兄ちゃんのそれよりも遥かに巨大で、神々しいまでの白銀に輝く九つの尾が、怒りで逆立ちながら威圧感たっぷりに揺らめいている。

  「げっ、母さん……っ!?」 お兄ちゃんがガタガタと震え、慌てて私を包んでいた尾を引っ込めた。

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作者について

みまち

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紅茶、珈琲、レモンが好き。【私がニヤニヤする物を置いております】

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