入学式の朝。
小説投稿サイト「あいぺん」に投稿された作品
あらすじ
<p>ピンポーン__ピンポーン__</p><p>4月6日月曜日6時半。</p><p>入学式当日。</p>
本文
ピンポーン__ピンポーン__
4月6日月曜日6時半。
入学式当日。
家のチャイムはいきなり鳴った。
こんな朝早くに闇莉の家に来るのは凪ぐらいしかいない。
闇莉はベッドの中から動かなかった。
そのころ
玄関前に立っていた凪は
「はぁ、入学式ぐらいまともに起きろよ…」
と半分呆れていた。
「まぁいいや」
と言って凪は闇莉の家のポストから合鍵を出した。
闇莉はなぜかポストに合鍵を入れる癖がある。
ガチャ_
「お邪魔しまーす」
凪は普通に鍵を開けて家の中へ入った。
凪と闇莉の家は一軒家で隣同士なためとても通いやすかった。
凪は家に入ると迷いなく二階へ階段を上っていき一つの部屋のドアを開けた。
「闇莉〜、朝だぞ〜 いい加減起きろ」
凪は小学校の頃から闇莉を毎朝起こしていたからもう慣れていた。
「ん〜…やだ…ねる…」
闇莉はベッドから全く出てこない。
「はぁ」
凪はため息をついて無理やり闇莉の布団を引き剥がした。
「ん〜、ふとん…かえして〜」
闇莉は半分目を開けて手を伸ばして言った。
でも、凪は布団を畳んで床に置いた。
「もう朝だぞ、ほら起きて 朝ごはん作っとくから」
闇莉はむくりと起き上がりベッドに座った。
「わかったから…早く部屋から出てって」
「はいはい、ちゃんと着替えてからこいよ」
凪はそう言うと大人しく部屋を出てキッチンで料理を始めていた。
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